第241回 堀大輔『食べない人ほど仕事ができる!』

堀大輔『食べない人ほど仕事ができる!』

皆様、こんにちは。本日は、堀大輔『食べない人ほど仕事ができる!』(フォレスト出版)をご紹介したいと思います。

内容紹介

想像してみてください。食のコントロールができるようになったら、どれだけ日常生活が楽しくなるでしょうか

たとえば、絶対に食べてはいけないタイミングで甘いものを食べたくなる、ということもなくなります。

食事は主に外食で済ませているという独身の方などはびっくりするほど食費が減るでしょうし、また、少食になることで、メタボが改善されたり、集中力が増して仕事や勉強がはかどります。

自分自身のコンディションや、自分の行動に最適化した食事を摂取したり、「食欲」や「好き嫌い」というものに振り回されず、冷静な目で食事を観察することも可能になります。

堀大輔『食べない人ほど仕事ができる!』

驚くなかれ、筆者の堀氏は自ら食事を取ろうとすることはほとんどなくなく、食事を取るのはなんとわずか週に3回なのだそうです。

繰り返しますが、”週に”3回です。日に3度の食事をとる一般人からは想像もできないような次元ですし、最近巷で流行りの”一日一食”などともレベルが違います。

当然一週間は7日しかないのですから、週に3回の食事だと、食事を取る日のほうが少ない、食事を取ることが非日常という、なんとも変わった状況になるのです。

そんな話を聞けば、誰でも「そんな生活をしていて大丈夫なの?」と疑問に思うでしょう。また、「それは特別な体質なだけじゃない?」となんだか胡散臭さのようなものすら感じるはずです。

前者の疑問についてですが、筆者曰く、週に3回の食事でも体調に目立った不調は見られないそうです。そればかりか、「食事を摂らない方が調子が良い」とも言っています。

後者の「単なる体質の問題なのではないか?」という疑問に関してですが、週3回食事法は体質には関係なく、訓練次第でほとんど誰でも実践できるのだと本書の中で説明していました。

そして本書ではその訓練法を主に学んでいくことになるでしょう。

考えてみ見てください。元来、野生動物にとって食事は”非日常”です。

食べ物を得るべく毎日必死で生きています。毎日同じ時間になったら、しかも1日3回も食事にありつけるなど決してないわけです。

そのため、本来動物は、獲物を捕らえるべく空腹時こそ高い集中力を発揮します。そしてこれは人間も例外ではありません。

ランチの後に眠くなった経験は誰にでもあるでしょう。これは、動物としての自然な反応です。満腹の時に獲物を捕らえようと集中力を高める必要はないわけですから。

つまり、食欲をコントロールすることは、そのまま集中力をコントロールすることにもつながります。長い時間、高い集中力を持続させるには単純に食事の回数を減らせばいいわけです。

週3回食事法のメリットはこればかりではありません。

  • 「食費を安く済まれることができる」
  • 「食べたい欲求を抑えずに済む」
  • 「見た目を美しく保てる」
  • 「調理の手間を省ける

あなたも本書を読んで週3回食事法を学び、そしてぜひ実践してみてください!

感想

本書を読んだ後の正直な感想は、「参考にはなったけど、多分自分はやらないだろうな…」といったところです。少なくとも今の時点では、週3回食事法を実践するつもりはありません。

ただ、そうは言っても学んだことはたくさんあります。

まず第一に、世の中の栄養学や医学の理論を過信しすぎないことが大切だということを学びました。

かつてよりも発展したとは言え、栄養学や医学はいずれもまだ発展途上の学問です。未知の知識をまだまだたくさん残されています。

こうした言わば不完全な学問の知識を盲信しないことが大切なのだと筆者は述べています。

例えば、「野菜は体にいい」という理論です。「健康食」と言えば、誰だってまずは「野菜」をイメージするでしょう。

しかし、本書の説明を読めばわかるのですが、野菜は必ずしも健康に良いばかりではないそうです。それどころか、ものによっては全く栄養にならなかったり、逆に健康を悪化させてしまうものすらあると言うのだから驚きです。


 

もう一つ学んだことは、自分の持っている知識や自分のとっている行動が唯一絶対の正解だと思い込まないようにするべきだということです。

これは当然と言えば当然の話なのですが、人は誰だって自分のことを正当化しようとします

しかし、その感情が行き過ぎると、自分と異なる考えを持つ人間は間違いで、自分だけが唯一正しいと思い込むようになってしまいます。果てはその人の考えだけではなく、人格までも否定してしまうこともしばしばです。

世の中のあらゆる事象は、見方によっては「良い面」も「悪い面」も両方含んでいます。

そうであるなら、ただ単純に「良い」「悪い」の評価軸で物事を判断すべきではないと筆者は言います。

「1日3食」であっても、「週3食」であっても、それぞれにそれなりのメリット・デメリットがあるわけです。

筆者は総合的に考えて、「週3食」のほうがより良いと考えていますが、そのデメリットやリスクもきちんと認めています。

「1日3食の規則正しい食生活がえらい」とか「週3食の少食がえらい」とか、そういう話ではなく、日々いろいろな知識を学び続け、自分にとって最適の食事法を見つけようとする姿勢が大切なのだと感じます。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

食事に関して新しい視点を与えてくれる内容でした。今まで私たちが信じてきた食事の常識は、単なる思い込みや偏見であったことに気づかせてくれます。

本書で説明されている「週3食」の食事法を実践するかしないかは別にして、食事に関するきちんとした知識を得るためにも、ぜひたくさんの人に読んでいただきたい一冊です。

こんな人におすすめ

  • 「食事を改善して仕事のパフォーマンスを向上させたい」という人
  • 「少食を実践してみたい」という人
  • 「食事や栄養に関する知識を学びたい」という人

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