第239回 アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』

アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』

皆様、こんにちは。本日は、アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』(サンマーク出版)をご紹介したいと思います。

アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』

内容紹介

脳には、あなたが自分で思いどおりにプログラミングできるシステムがあり、これをうまく操作すれば、どこへでも行きたいところへ行けるようになる。

アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ『自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング』

人生を成功に導くための方法は、これまでにも「目標設定」「視覚化」「アファメーション」「引き寄せの法則」など、さまざまなのものが知られており、あなたもその方法や効果については、どこかで見たり聞いたりしたことがあるでしょう。

本書では説明されているのは、「なぜこうした方法に効果があるのか?」という科学的な根拠です。

本書の内容は少しだけ紹介すると、哺乳類の脳幹には「RAS」(網様体賦活系)と呼ばれ、生命活動を維持する重要な器官があります。

この「RAS」は生命活動を維持するとともに、脳に入ってくる情報をコントロールする役割もあるそうなのです。

脳は、毎秒4億ビットもの情報を処理していると言われています。しかし、そのうち意識的に処理されているのは、わずか2000ビットほどです。つまり、99%以上の情報が無意識のうちに排除されています。

というのも、何億ビットという大量の情報が一度に、しかも常に流れ込んできては、とても処理が追いつきません。そのため、人は進化の過程で「RAS」という仕組みを獲得し、自分にとって大切な情報をだけを選び取り、その他大半の情報を排除するようになったのです。

言い換えると、「RAS」は、自分にとって大切なこと、自分が信じたことをのみを選び取るシステムということになります。

きっとあなたも経験があることでしょう。例えば、新しい車を買おうとして、買いたいと思う車を見つた時、街で途端にその車をたくさん見るようになったのではないでしょうか?

もちろん、その車種が実際に急増しているわけでは決してありません。

買いたいと思う車が見つかると、その車種にのみ意識を注ぎ、その他の車は一切排除する。これが「RAS」の働きです。

本書の狙いは、この働きを目標達成にも応用させることです。「RAS」に自分が求めるものだけをプログラムしておけば、それに役立つ情報が自然に入り込んでくるはずです。

無意識のうちに排除してしまっていた大切な情報も見落とさなくなります。

「RAS」の働きを知り、使い方を学べば、まさに本書のタイトル通り「自動的に夢がかなっていく」ことでしょう。

目標達成に挑む全ての人におすすめしたい一冊です!

感想

夢を叶える第一歩は、やはり「やりたいことを明確にする」ことだと言います。

まあ確かに、これは考えてみれば当然です。目的地も分からないまま、目標達成のツールのみを手にしても全く意味がありません。

これはちょうど、目的地もないのに「もっと早く移動できる乗り物が欲しい」と言って車を手にしても、何の意味もないことに似ています。

「やりたいことを明確にする」ためには、「やりたいことリスト」を作るのが最も効果的だと本書では説明されていました。

リストというぐらいですから、やりたいことはいくつあっても構いません。とりあえず頭に浮かんできたことをたくさん書いてみてください。

そしてその時に重要なのが、「何を」やりたいのかだけを考えること。つまり、「どうすれば」できるかを絶対に考えないことです。

「どうすれば」を考えてしまうと、私たちは途端に萎縮してしまいます。「自分にはできそうもない…」「目標が高すぎるのではないか…」と考えてしまうからです。

しかし、それは当然なのです。今の自分が実現可能なものなど、もはや目標でありません

「何を」したいかをはっきりさせれば、「どうすれば」達成できるかは、RASがそのうち教えてくれる。それこそが、本書の語る「ブレイン・プログラミング」です。

やりたいことリストを作成する目的は、あくまで「RASに自分のやりたいことをプログラムすること」です。だから、「どうすれば」は決して考えてはいけません。


 

そしてここからが、皆様にもきっと役立つであろう知識です。

自分のやりたいことを、RASに効果的にプログラムするためには、

  • 紙に書く
  • 手書きする
  • つねに読み返す

この3つが大切だと言います。

「紙に書く」を実行する人は、おそらく結構多いと思います。紙に書く以上は、ほとんどの場合手書きでしょうから、「手書きする」も割とたくさんの人が実践できているでしょう。

しかし、「つねに読み返す」に関してはどうですか?

「自己啓発本に目標を紙に書くのように書いてあったから実践したけど、書いたら書きっぱなしだ」という人が大半ではないでしょうか?

ある調査によると、自分の目標を定期的に読み返す人とそうでない人では、目標達成の成功率に大きな差が見られたのだと言います。

もし、あなたが「目標を紙に書いてはみたけど、結局達成できなかった」というのであれば、それはきちんと読み返さなかったせいかもしれません。

自分の目標は、「紙に書く」「手書きする」そして「つねに読み返す」。とても大切なことを本書で学んだ気がします。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

大変おすすめです。内容ももちろん素晴らしいのですが、それよりも評価したいのが読みやすさです。本書は400ページを超えるかなり長い内容なのですが、重要な部分が太線になっていたり、各章の終りにまとめが付いていたりと、その長さを感じさせない読みやすさがあります。

分厚い本だからと敬遠せず、ぜひ多くの人に読んでいただきたいと感じました!

こんな人におすすめ

  • 「達成したい目標、叶えたい夢がある」という人
  • 「いろいろな自己啓発本を読んできたが、結局目標を達成できなかった」という人
  • 「脳科学の視点から目標達成について学びたい」という人

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