第231回 池田貴将『図解 モチベーション大百科』

池田貴将『図解 モチベーション大百科』

皆様、こんにちは。本日は、池田貴将『図解 モチベーション大百科』(サンクチュアリ出版)をご紹介したいと思います。

内容紹介

感情と行動のメカニズムを知ってください。

そして人とのかかわり、自分との対話をより豊かなものにしてください。

この本が皆様にとって、現状打破の一助になれば幸いす。

池田貴将『図解 モチベーション大百科』

  • なんだかやる気が出ない
  • やるべきことはあるのだが、やりたくない

あなたもこんなふうに「モチベーション」に悩まされることあるはずです。

今、世間のモチーベーションに対する関心が急激に高まっています

「モチーベーション」をテーマにするビジネスセミナーやビジネス書は、もはや数え切れないほどあるでしょう。

それほど高い関心を集めているというのは、それだけモチベーションの付き合い方が重要だということの裏返しです。

仕事ができるビジネスパーソンはモチベーションとの付き合い方を間違いなく知っています。仕事ができるか否かは、モチベーションとの付き合い方を知っているかどうかといっても過言ではありません。


 

そこで本書では、「モチベーションの法則」について学びます。

モチベーションというと、なんとなく掴みどころがない、自分ではコントロールしようがない代物に思えますが、実はそうではありません。

数多くの優秀な研究者たちの成果によって、今では、モチベーションの法則・性質についてかなり詳しくわかるようになっています。

スタンフォード大学、ハーバード大学、コロンビア大学などなど。世界の名だたる有名大学で行われた研究を、本書では、ビジネスの場で活用できるように、より実践的で分かりやすい形で紹介しています。

本書を通して、「モチベーションの法則」を学べば、「なんだかやる気が出ない」「やるべきことはあるのだが、やりたくない」と悩むこともきっと少なくなるでしょう。

たくさんのビジネスパーソンにぜひ読んでいただきたい一冊です!

感想

本書では、モチベーションの法則が本当にたくさん紹介されています。その数は、なんと計100個です。

そのいずれもすぐに実践できる簡単なもので、とても参考になる内容でした。

その中でも特に印象的だったのが、次の実験です。


 

被験者たちには、アナグラム(単語の順番を入れ替えることで、別の単語を作る遊び)に取り組んもらいます。

その直前の1分間に、チームごとに異なる作業をしてもらいます。

Aチーム:「私はやる」と言い聞かせる。

Bチーム:「私はやるかな?」自分に質問する。

どちらもほとんど意味はなく、どちらをやっても何も変わらなそうな作業ですが、その結果は大きく異なりました。

なんと、Bチームの人はAチームの人より、平均して50%多く課題を解いたのです。


 

この実験が示す意味は、断定よりも疑問の方が、答えとモチベーションを引き出しやすいということです。

そもそも私たちは命令されることが嫌いです。

「◯◯をやっておいてください」と言われると途端にやる気が無くなりますが、「◯◯をやっていただけませんか?」と言われると、「仕方ないなあ、やってやるか」ぐらいの気持ちになれます。

なぜそうなるかというのは、「◯◯をやっていただけませんか?」という疑問に対しては、「はい」とも「いいえ」とも答えられる、「選択の余地」が残されています。

人間は元来、自分のことは自分で決めたいという欲求を持ちますから、「選択の余地」が残されている依頼のされ方をより好みます。

さらに言えば、自分で「はい、やります」という選択をすることで、「自分がやると決めたんだ」という気持ちがより一層強くなり、高いモチベーションを維持したまま作業に取りかかれるのです。

そしてこれは、他人からの依頼に限った話ではありません。

「やるべきだけどやりたくない」「なんだかやる気が出ない」と感じた時は、「やらなければならない!」と強く思うのではなく、あえて「本当にやるの?」と自問するといいのです。

これはもうすぐにでも実践できるテクニックでしょう。

今まさに、「やるべきだけどやりたくない」「なんだかやる気が出ない」と感じている方、ぜひ「本当にやるの?」と自問して、自らの選択によってやる気を高めてみてはいかがでしょうか?

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

「モチベーション」をテーマにした本はいくつもあり、中にはビジネス書の定番とされているような有名なものまであります。しかし、それらの本は分量も多く、内容も難しめなので、忙しいビジネスパーソンがじっくり読むのはあまり現実的ではないでしょう。

本書はそういったモチベーションに関する定番書の内容を、図解で大変わかりやすく解説したものです。

モチベーションに悩まずに生きている人はほとんどいないでしょう。だからこそ、ぜひ多くの人に本書をおすすめします。

こんな人におすすめ

  • 「なんだかやる気が起きず、いつも仕事を先送りしてしまう」という人
  • 「上手に人を動かす方法を知りたい」という人
  • 「モチベーションについてわかりやすく簡単に学びたい」という人

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