第212回 苫米地英人『苫米地博士の「知の教室」 本当の知性とは難しいことをわかりやすく説明することです! 』

苫米地英人『苫米地博士の「知の教室」 本当の知性とは難しいことをわかりやすく説明することです! 』

皆様、こんにちは。本日は、苫米地英人『苫米地博士の「知の教室」 本当の知性とは難しいことをわかりやすく説明することです! 』』(サイゾー)をご紹介したいと思います。

内容紹介

本書は苫米地英人博士に科学から仏教、洗脳のことから心のあり方まで、ありとあらゆることを聞きまくった知の究極本となります。

なぜ、知の究極本となるのかと言えば、苫米地博士の天才ぶりが凄まじいからです。

ともかくなにを聞いても即座に答えてくれるだけでなく、その答えが異常なまでに面白いのです。

苫米地英人『苫米地博士の「知の教室」 本当の知性とは難しいことをわかりやすく説明することです! 』』

まずは筆者の苫米地英人氏のご紹介から。

苫米地氏は、1979年に上智大学外国語学部に入学し、81年マサチューセッツ大学アマースト校に留学。

上智大卒業後、85年にイエール大学大学院計算機科学科博士課程に入学。そこでは、人工知能研究の第一人者であるロジャー・ジャンク教授の弟子となり、AI研究に打ち込みます。

87年にはカーネギーメロン大学大学院計算言語学研究博士課程に転入し、同大学院で博士号を取得。

カーネギーメロンはコンピュータサイエンス研究の分野で、世界でも圧倒的トップの座に君臨しています。なんと、国防総省の大学研究予算の半分を1校で持っていくほど資金が潤沢で、世界中から優秀な研究者が集まるのです。

その後は、日本に戻って徳島大学工学部知能情報工学科の助教授として教鞭をとられています。

この経歴を見ても分かる通り、まさに「知の巨人」と呼ぶにふさわしい人物です。

本書では、そんな「知の巨人」である苫米地氏が、四次元・時間・瞑想・洗脳・怒り…など、身近ではあるけれど、言われてみればきちんと理解していないテーマについて、独自の視点から解説しています。

感想を一言で述べるとすれば、「知的好奇心が掻き立てられる内容だった」に尽きます。

わかりやすい解説で、「なるほど!そういうことだったのか!」を思わせてくれるところがあると思えば、難しい言葉や難しい理論を持ち出し、突如わけのわけらない説明を始めたり(笑)

本書を読み始めれば、あなたも苫米地氏の独特の語り口にどんどん引き込まれていくはずです。ぜひ一度お読みになってください!

感想

本書の一番初めのテーマは「四次元とは何か?」についてでした。

この疑問に対して、苫米地氏は「四次元は待ち合わせだよ」と答えています。

そしてさらに「四次元空間は物理空間にある」とも言っています。

「四次元空間」というとドラえもんの「四次元ポケット」をイメージし、現実には存在し得ない謎の空間を想起しますが、四次元とはただ縦横高さの三次元に、”時間”という4つ目の軸が追加されるだけだと説明していました。

いま地球上で待ち合わせをしようとすれば、経度・緯度・標高の三次元の軸では十分ではありません。

なぜなら、”時間”を決めなければ待ち合わせができないからです。

こうして考えると、”時間”も空間の一つの座標であることがわかり、途端に「四次元空間」がイメージしやすくなります。


 

私は、この説明を聞いて「なるほど。そういうことか!」と思ったのと同時に、本書の副題を思い出しました。

本書の副題は、「本当の知性とは難しいことをわかりやすく説明することです! 」

この四次元空間の説明を読んだよき、この副題の意味を実感しました。

四次元空間という普通の人には身近ではないテーマを、難しい言葉や数式、理論を使うことなく、ここまであっさり説明する筆者には感服します。

私は塾講師として働いていた経験があるのでわかりますが、「分かりやすく説明する」には、自分がそれについて完璧に理解しておかなければなりません

その上で、相手のレベルに合わせて適切な言葉を選び出す表現力が必要なのです。

知性がある」というのは、単に知識の量が多いとか、難しいことを知っているということではなく、それらを他人に伝えたり、実社会で応用できる能力なのだと学びました。

私もこのブログも通して結構な数の書籍に触れてきたつもりでしたが、筆者の圧倒的な知性を前にして未熟さを痛感させられました。

もっと必死に勉強していこうと思います!

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

知的好奇心が掻き立てられるとても面白い内容でした。取り扱っているテーマを幅広く、多くの人が楽しめる内容になっています。

現在、Kindle Unlimitedで利用可能です。この機会にぜひご一読ください。

こんな人におすすめ

  • 「知的好奇心がくすぐられる面白い本が読みたい」という人
  • 「苫米地氏の著書が読みたい」という人

人気ブログランキングに参加中です。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です