第204回 ドナルド・サル、キャスリーン・アイゼンハート『SIMPLE RULES』

スポンサードリンク

ドナルド・サル、キャスリーン・アイゼンハート『SIMPLE RULES』

皆様、こんにちは。本日は、ドナルド・サル、キャスリーン・アイゼンハート『SIMPLE RULES』(三笠書房)をご紹介したいと思います。

内容紹介

効率的かつ円滑な組織づくりに役立つのは、「杓子定規なルール」や「分厚いマニュアル」ではない。

むしろ、もう複雑に考えるのはやめよう。複雑な思考は決していい結果をもたらさない。

「シンプルなルール」によって、よりよい決断をくだせるようになるし、関係者との連携もうまくいく。

それになんといっても、覚えやすい。

ドナルド・サル、キャスリーン・アイゼンハート『SIMPLE RULES』

現代は、あらゆるものが驚異的なスピードで変化し、複雑化していく時代だと言われます。

我々個人が処理するべき仕事はかつてないほどに増え、それに合わせるように組織は巨大化し、効率的かつ円滑な組織づくりが急務となっています。

そんなとき、我々が普通に思いつく方法といえば、厳格なマニュアルを作成し、人々のあらゆる行動を規格化する方法です。

この方法で成功しているのは、例えばマクドナルドです。安価で素早く商品を提供しなければならないファストフォード店などでは、この方法が有効に機能すると言います。

しかし、それ以外の多くの場合では、この厳格なルールによる統治はうまくいかないと筆者は説明しています。

あなたは、鳥の群れが綺麗な列をつくり飛んでいく様子を見たことがあるのでしょうか?

驚くことに、鳥の群れにはリーダーが存在しないのだと言います。それでは、どうやって何百、何千もの鳥が列を崩さずに飛んでいるのでしょうか?

なんと、次に挙げるたった3つのルールを守るだけです。

  1. 隣の鳥に近づきすぎない
  2. 隣の鳥から離れすぎない
  3. 隣の鳥と動きを合わせる

これこそがまさに、本書で紹介する「シンプルなルール」です。

「シンプルなルール」はまず何よりも覚えやすく柔軟性があり、それでいて具体性があります

実際、本書では「シンプルなルール」を活用した成功事例がたくさん載っています。その活用場面は広く、企業や医療、ダイエット、ギャンブル、創作活動などさまざまです。

それなのに、「シンプルなルール」が「複雑なルール」ほど人々に浸透していない理由はなんなのか?

まず1つ目は、「シンプルなものは、いまひとつ頼りない」という勘違いです。

しかし、これは本書を読むことで解決できます。シンプルなものが頼りないのではなく、実際は、「シンプルだからこそ頼り甲斐がある」のです。

そしてもう1つ、「シンプルなルール」は一朝一夕にはできあがらないからです。

シンプルであることは、複雑であることよりも難しい。物事をシンプルにするためには、必死に努力して思考をクリアにしなければならないからだ。

スティーブ・ジョブズ

かのスティーブ・ジョブズもこのように語っています。

「シンプルであること」と「単純であること」は区別しなければなりません

安直な思いつきや直感だけでは、決して「シンプル」にはたどり着けないのです。

しかし、必死に考え物事の本質を掴んで「シンプル」にたどり着けたら、それはどんな「複雑なルール」も叶わない強力な指針になります

本書を通して、「シンプルなルール」について学び、あなたにとっての「シンプルなルール」を作り上げましょう!

感想

当ブログも始めて半年以上が経ち、おかげさまで投稿数も200を超えてきました。

そんな中で、時々読者の方から「どうしたらそんなにたくさん本が読めるのですか?」「どうしても読書に挫折してしまうのですが、何かコツはないですか?」といった読書に関する悩みの質問を受けることがあります。

そこで今日は、これまでの読書で培った知識をもとに、私が考える読書の「シンプルなルール」をご紹介します。

読書に挫折することなく、集中して読むためのルールは以下の3つです。

  1. きちんと椅子に座って本を読む
  2. そのとき自分が最も読みたいと思う本を読む
  3. 面白くないと感じたらすぐに次のページに移る

こう書くと当然のことのように感じますが、これだけで読書は無理なく続けられると思います。


 

本書を読んで「シンプルなルール」が大変優れたものであることを知り、感動しました。

自分で言うのもなんですが、上にあげた3つのルールは大変わかりやすいと思います。

ルールの数が少なく、それぞれが短いためとても覚えやすいです。さらに、ほどよく具体的なのですが、「最も読みたい本」というのは当然人によって異なるので、柔軟性もあります。

こう書けばとてもシンプルなルールなのですが、読書を始めて間もない頃に、この3つの原則に気づけたわけでは決してありません。

半年以上、毎日読書を続けてやっと導いた結論です。

「シンプルであること」が「複雑であること」よりも難しいとはこのことでしょう。

仕事、プライベート、趣味…なんでもいいです。あなたも自分なりの「シンプルなルール」を考えて見てはいかがでしょうか?

きっと心強い指針になるはずです!

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

とても勉強になる内容でした。「シンプルなルール」がいかに強力なツールであることを知り、同時にシンプルにすることがどれほど難しいことかを学びました。

上にも書いた通り、「シンプルなルール」は一朝一夕にできあがるものではありません。そのため、本書を読んだからすぐに「シンプルなルール」がつくれるというわけでもありません。

しかし、「シンプルなルール」を作るために必死に考え努力する価値は絶対にあります。ぜひご一読なされてはいかがでしょうか?

こんな人におすすめ

  • 「仕事、プライベート、趣味、あらゆる面で結果を出したい」という人
  • 「物事の本質を見抜いて考える力を身に付けたい」という人
  • 「効率的な目標達成の方法を学びたい」という人

人気ブログランキングに参加中です。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です