第202回 瀬戸郁保『長生きをしたければ、「親指」で歩きなさい』

瀬戸郁保『長生きをしたければ、「親指」で歩きなさい』

皆様、こんにちは。本日は、瀬戸郁保『長生きをしたければ、「親指」で歩きなさい』(学研プラス)をご紹介したいと思います。

内容紹介

毎日の歩行で、「親指歩き」を実践していくと、体の使い方の癖や偏りなどが解消されていきます。

それにともない体のさまざまな不調も取り除かれ、元気な状態を維持しやすくなります。

歩くことの効果を確実に自分のものにすることができ、体も心も頭も元気になる、まさに健康寿命を延ばす歩き方なのです。

瀬戸郁保『長生きをしたければ、「親指」で歩きなさい』

あなたは普段、「歩く」という行為にどれだけ意識を向けていますか?

おそらく「まったく意識していない」というのがほとんどの人の答えになるでしょう。

それでは、さらに質問です。以下の項目で、自分に当てはまると感じるものはいくつありますか?

  • 扁平足である
  • 立ったとき、足の親指が浮いている
  • どちらかというと内股である
  • 靴底の減り具合が、外側、または内側で極端である
  • 歩くとすぐに疲れる
  • 歩いていると膝が痛くなる
  • 歩いているとき、方向転換が苦手
  • つまずきやすい
  • 足の裏の筋肉が張って、痛みを感じるときがある
  • かかとが割れたり、痛みを感じたりすることがある

これらのうち、当てはまるものがあるなら、あなたの歩き方には何らかの問題があるかもしれません。

「歩く」という行為は、一般的には健康に良い行為だと思われています。基本的にはその認識で良いのですが、歩き方次第では健康を損なう恐れもあると筆者は説明しています。

上にあげたような不調は歩き方が悪いために起こるものであり、放っておけば深刻な症状につながり、最悪の場合は自分の足で歩けなくなってしまうというのです。

そうならないためには、「体にとって理にかなった歩き方」を身に付けなれけばなりません。

そのために本書で紹介しているのが、「親指歩き」です。

「親指歩き」とは文字どおり、足の親指に体重を乗せることを意識した歩き方で、本書では、そのやり方やメリットをわかりやすく説明しています。

「膝、肩、腰が痛い」「立っているのが辛い」「ちょっと歩いただけでもすぐ疲れてしまう」

普段の生活で、そんなふうに感じるのであれば、あなたも「親指歩き」について学び、実践するべきです。

感想

初めて本書を見たときの正直な感想は、「おそらく自分には関係のない内容だろうな」というものでした。

というのも、本書のタイトルは、長生きをしたければ、「親指」で歩きなさい 一生歩けて、不調や病気を防ぐ!』です。

「長生き」や「一生歩けて」という言葉から、まだ20代の私には到底関係のない話だと思ったのです。

しかし、「歩く姿勢」という話に関しては、年齢や性別を問わず、誰しもが意識を向けるべきだと本書を読み終えて感じました。

「歩く」という行為は意外にも全身運動です。

我々は決して足だけを動かして歩いているのではなく、実際には肩や背中、股関節など体のあらゆる部分が連動しているようなのです。

そのため、正しい歩き方を身につけるには、全身のバランスに意識を向けなければならないと言います。

具体的には、正しい姿勢で歩くためには、荷物をできるだけ軽くし、左右均等に重さがかからなければなりません。

リュックに大量の荷物を詰め込んでリュックが重くなっていたり、メッセンジャーバッグのような片方の肩にだけ重さがかかるようなバッグを使ってはいないでしょうか?

これでは体のバランスが崩れ、正しい姿勢で歩くことが難しくなります。

また、「歩く姿勢」の観点から言うと、「スマホ歩き」は厳禁です。

スマホ歩きは前方への注意がおろそかになり、様々なトラブルの原因になるというのはもちろんですが、目線が下がり、自然と猫背になってしまうため、正しい姿勢で歩けなくなるのです。


 

正しい姿勢で歩けなくなると、上にも書いた通り、身体のいたるところに不調が起こります。

そしてここからは私になりに思うことなのですが、正しい姿勢で歩けなくなると、何よりもまず見た目が悪くなります

目線が下がり、猫背、歩幅も小さく、のろのろとした歩き方をしていれば、当然自信がなさそうに見えますし、かっこ悪いです。

有名な話ですが、人は何かの判断を下す時に、そのほとんどを視覚からの情報に頼っています

また、人の第一印象というのは、出会ってからわずか数秒の間に決まり、かなり長い間それが持続してしまうのです。

つまり、かっこ悪い歩き方を一瞬でも見られてしまうと、どんなに高い能力を持っていたとしても、「なんとなく頼りないな…」と思われてしまうかもしれないのです。

これは現役でバリバリ活躍するビジネスパーソンこそ気をつけねばならないことなのではないでしょうか?

そう考えると、本書で紹介している「親指歩き」は、足腰の弱った高齢者に向けた単なる健康法では決してないことがわかりました。

「正しい姿勢で歩く」。もっと広い意味で「美しい見た目を保つ」というのは、老若男女問わず、常に意識すべき課題だと感じます。

「親指歩き」。ぜひ実践していこうと思います!

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

「歩く」という行為は我々にとって当たり前すぎるため、日常生活で意識することなどほとんどありません。しかし、日々休むことなく当たり前に行う行為だからこそ、きちんと目を向けるべきなのだと学びました。

本書では「親指歩き」のやり方とそのメリットが非常にわかりやすく解説されています。分量も少なく、すぐに読み切れるので、多くの人に読んでいただきたい一冊です。

こんな人におすすめ

  • 「膝、肩、腰が痛む」という人
  • 「少し立ったり、歩いたりするだけですぐに疲れてしまう」という人
  • 「正しい歩き方を身に付け、美しい見た目を保ちたい」という人

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