第197回 中井信之・俣野成敏『一流の人はなぜそこまで、見た目にこだわるのか?』

中井信之・俣野成敏『一流の人はなぜそこまで、見た目にこだわるのか?』

皆様、こんにちは。本日は、中井信之・俣野成敏『一流の人はなぜそこまで、見た目にこだわるのか?』(クロスメディア・パブリッシング)をご紹介したいと思います。

内容紹介

この本は、同じ仕事ぶりでも印象で差をつける方法について書かれた本です。

見た目なんて、生まれつきのもの。変えられっこない。

そう思ったあなたにこそ、読んでいただきたい本でもあります。

この本の狙いは、見た目にこだわり、外見を少しずつ変えることで、周囲の人やビジネスの相手からの好感度を上げること。

相手に与える影響をコントロールする術を身につけることです。

中井信之・俣野成敏『一流の人はなぜそこまで、見た目にこだわるのか?』

職場でも学校でも、よく「大切なのは外見ではなく、中身だ!」と主張する人がいます。

そのため、ほとんどのビジネスパーソンが、ビジネススキルやノウハウを身につけることで自分を高めようとします。

しかし、「外見ではなく、中身で勝負!」という考え方は本当に正しいのでしょうか?

考えてみてください。同じ商品・サービスをを売り込んできているなら、絶対にカッコいい営業マンから買いたいはずです。同じ能力・キャリアなら、外見が良い方を採用するのは当然でしょう。

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した「メラビアンの法則」という外見の大切さを説いた有名な法則があります。

彼が行なった実験は、「視覚」「聴覚」「言語」それぞれ矛盾した情報が与えられた時に、聞き手がどれを重視し、話し手の感情や本心を判断するのかという内容でした。

この実験によると、「言語情報」から受ける影響はわずか7%、「聴覚情報」は38%。

そして驚くことに「視覚情報」からは55%もの影響を受けるのです。

これが示すところは、どれだけビジネススキルを学び、説得力に富んだ話ができたとしても、見た目による印象が悪ければ、それだけで仕事がうまくいかなくなるということです。

ここまで考えてみると、「外見ではなく、中身で勝負!」という考え方は必ずしも正しいとは言えず、ビジネススキルやノウハウと同じくらいに外見が大切であることに気づきます。

そしてこれは実に喜ばしいことではないでしょうか?

語学や資格を身に付けようと思っても、それらは一朝一夕で身につくものではありません。

しかし、見た目を変えるのは一瞬です。それでいて、語学や資格を身につけた時と同じような影響力が得られるのですから、これほど優れた自己投資はありません

「見た目を変える」と言っても、俳優やモデルのような美男美女を目指せというわけでは決してありません。

姿勢や表情、言葉遣い、服装をほんの少し意識するだけで、あなたの第一印象は劇的に変化します。

本書を通して、美しい見た目を作り上げる方法を学びましょう!

感想

以前、有名なビジネス書である、ロバート・B・チャルディーニ『影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか』で見た目の大切さについて学んだことがあります。

そこで行われていたのは、見た目が営業成績にどう影響するのかという実験です。

結果は別に驚くこともなく、同じ商品・サービスを売るなら、外見の優れた営業マンの方が成績が良いという結果でした。

しかし、驚くべきは次の事実で、商品を購入した客に「なぜ商品を購入したのか?」という質問をすると、「欲しい商品だったから」や「手頃な値段だったから」という理由ばかりで、「営業マンの見た目が良かったから」という理由は決して出てこなかったのです。

これが示すところは、「人は他人の外見から多大な影響を受けながらも、その影響力を認識できていない」ということです。

「人は見かけによらない」「外見で人を判断するな」とよく言われるからでしょうか、実際には外見に影響されているものの、我々は「外見に影響された」とは決して思わないですし、ましてや口にはしません。

この事実からも、結局見た目が大事であることがわかります。

個人的には、「大切なのは外見ではなく、中身だ!」という意見をあまり支持しません。

説明した通り、人は他人の外見にかなり影響を受けるのです。

これも有名な話ですが、人の第一印象はあってわずか数秒の間で決まり、かなり長い間それが持続します。

こういった事実があるにもかかわらず、外見に気を配らないようでは、決して「中身が優れている」とは言えないでしょう。

ましてや、これらの事実を知らないとなれば明らかに勉強不足で、決して信頼に足る中身ではありません。

一流の人がブランド物の洋服やアクセサリを身につけたり、ジムやエステで体のケアをしたりするのは、自分の地位・財力をアピールするためだけではないようです。

見た目を美しく保つことにはかなりのメリットがあります。

彼らは経験的にそれを理解し、見た目を美しく保つ努力をしているのでしょう。

そういう人たちと全く同じ洋服やアクセサリを身につけることはできないでしょうが、自分のできる限りで見た目に気を使うようにしようと決意しました。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

見た目の大切さが学べる良い本です。

そして本書が優れている点は、見た目を美しくする具体的な方法をかなり詳しく説明していることだと感じました。姿勢や表情、言葉遣い、服装などあらゆる方面から、見た目を美しくする方法を解説しています。

そのいずれも少しの意識で実践できるものばかりなので、多くのビジネスパーソンが本書を読まれることをおすすめしたいです。

こんな人におすすめ

  • 「仕事柄、人と会う機会が多い」という人
  • 「見た目の手入れに全く気を使っていなかった」という人
  • 「ビジネスパーソンとして品のある見た目を手に入れたい」という人

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