第188回 山口拓朗『何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』

山口拓朗『何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』

皆様、こんにちは。本日は、山口拓朗『何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』(日本実業出版社)をご紹介したいと思います。

内容紹介

この本で紹介するノウハウとメソッドをフルに活用すれば、「何を書けばいいかわからない」、あるいは「文章がうまく書けない」という2つの悩みから間違いなく解放されるでしょう。

それどころか、文章を書くことが楽しくなり、読者によろこばれたり、お礼を言われたりする機会も増えるでしょう。

山口拓朗『何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』

  • 何を書けばいいかわからない
  • 文章がうまく書けない

文章を書かなければならない場面で、あなたはこのような悩みを抱えてはいませんか?

現代はかつてないほどに文章を書く機会が増えている時代と言えます。

日報や企画書、メールなどのいわゆる「ビジネス文書」に限らず、LINE、Twitter、Facebook、ブログなど、インターネット上に文章を投稿する機会も増えているのです。

しかし、いくらインターネット関連の技術が進歩しSNSが便利になったとは言え、文章を書くのは人間です。

最近では、AI(人口知能)の発展が著しいとも言われていますが、まだ当分の間、人間が文章を書かなければならない時代は続くでしょう。

そんな中で生まれてくるのが、冒頭であげた2つの悩み。これらの悩みはどのようにすれば解決できるのでしょうか?

そのキーワードはズバリ、

  • アンテナを張って情報収集をする
  • 読者への貢献を意識して文章を書く

の2つだと筆者は語ります。

「文章を書く」という行為を細かく分析して見ると、実際に「執筆」に当てられている時間はごく少ないことに気づきます。

実はほとんどの時間が「情報収集」に当てられているのです。

情報というのは難しいもので、集めようと思わなければ、どんなに大切な情報も簡単に見過ごしてしまいます。

しかし逆に、情報収集を日頃から意識していれば、どんなに些細な出来事も見逃しません

女性は妊娠すると、急に自分の周りに赤ちゃんが増えた、と思うそうです。

当然、本当に赤ちゃんが急増しているわけではありません。「赤ちゃん」というテーマに対し情報収集のアンテナが張られると、途端にそれに関する情報が吸い寄せられてくるのです。

ちょうどこれと同じように、良い文章を書きたければ、良いネタが見つかるように常に情報取集のアンテナを張るべきだと筆者は言います。

また、文章を書くときに最も意識すべきことは「読者への貢献」だ、と本書では説明しています。

文章は決して「書く人」のために存在するのではなく、間違いなく「読み人」のために存在しています。

そう考えると「何を書けばいいかわからない」という悩みは、実はとても自分勝手な悩みであることに気づきます。

「自分が良く思われたい」という考えは捨て、「どうすれば読む人に貢献できるだろうか?」を第一に考えるべきなのです。

本書で学ぶのは、それら「情報収集」と「読者への貢献」の技術です。

良い文章の書き方を、プロのライターとして20年間活躍されてきた筆者の解説とともに学びます。

感想

上にも書いた通り、良い文章を書くためのコツは「読者への貢献を意識して文章を書く」ことでした。

具体的にどうするのかというと、まずは読者をきちんと限定して、「これは自分のために書かれた文章だ」と思わせるべきだと言います。

情報が氾濫するこの時代に、不特定多数に向けて文章を書いたところで、ほとんど読んでもらえません。

読者のターゲットを絞ることなく、また当たり障りのない平凡な意見を書いても見てもらえないのです。

それを意識して当ブログでは、読者のターゲットを相当絞っているつもりです。

20〜30代の志高いビジネスパーソンに向けて、毎日ビジネス書のレビューを書いています。

「書評ブログ」や「ブックレビューブログ」というのは実は相当な数存在しています。

単に「読書好きの人に向けて」というコンセプトでブログを立ち上げても、あまり読者は増えないのです。

当ブログでは、読者の年齢層や社会的地位を相当絞っているため、多くの人にとってはつまらない内容になっているかもしれません。

例えば、中学生や高校生が当ブログの記事を読んでも、全く面白いとは思わないでしょう。

しかし、それで良いのだと本書でも説明していました。

中学生や高校生、または大企業の経営者のような一流ビジネスパーソンから「参考にならなかった」「つまらなかった」と言われても、彼らはそもそも読者ターゲットではないので気にしません。

本来の読者ターゲットが必要としている情報を提供するのが文章の目的なのです。

そしてこれは、別にブログ記事の作成に限った話ではありません。

文章を書くときはいつでも、きちんと読者を限定して、彼らが欲している内容を書くべきなのでしょう。

「文章を書く目的は読者への貢献である」という大切な学びを本書から得られました。

皆様も文章を書く際は意識してみてはいかがでしょうか?

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

当ブログではこれまでにも、文章術に関する書籍を何冊か取り上げてきましたが、本書をその中でも特におすすめです。まず何と言っても、わかりやすいのが特徴です。そして、わかりやすい上に内容は本質的です。

「文章が苦手だ」という方にはぜひおすすめします。

こんな人におすすめ

  • 「何を書けばいいかわからない」と悩んでしまう人
  • 「文章がうまく書けない」という人
  • 「日頃から文章を書く機会が多い」という人

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