第167回 杉田敏『成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい』

杉田敏『成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい』

皆様、こんにちは。本日は、杉田敏『成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい』(講談社)をご紹介したいと思います。

内容紹介

私からの究極のアドバイスは、

空を飛べ!

水の上を歩け!

火の中を進め!

です。人間の持っている可能性は無限だと私は信じています。今の人たちは、私たちの時代と比べ、数倍の知識と可能性を持っています。医学においてもスポーツの世界でも、かつては考えられなかったようなことが実現でき、記録もどんどん更新されているのです。

安易な道をたどるのではなく、「神話」に惑わされず、自分を信じて、不可能と思われることにも果敢に挑戦してもらいたい。

杉田敏『成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい』

本書の副題はグローバル人材になるための99のアドバイス」です。

そのタイトル通り、特に若い人に向けて、留学や海外企業・国際機関への就職など、グローバルなキャリアを形成するためのアドバイスが書かれています。

前半では、英語の学び方や、これからの時代を生きる上での英語の重要性を。

続けて後半では、グローバルなキャリアを形成し、グローバルな舞台で活躍するにはどうすれば良いのかを説明しています。

たくさんのアドバイスが載せられていますが、筆者が最も強調している内容は「現状維持から向け出して行動しよう」ということに尽きると感じました。

現代は、グローバル化が急速に進展した時代だと言われていますが、今後その傾向はますます加速していくことでしょう。

今はまだ、日本国内で暮らし続ければ、英語が全くできなくても生きていける時代です。

しかし、今後グローバル化の進展次第では、文字どおり「英語ができないと生きていけない」時代が訪れるのかもしれません。

本書を通して、グローバル人材となるために必要な心構えを学びます。

感想

本書の中に、「時間の使い方」に関するアドバイスをしている部分がありました。

成功者と言われるような人は、ほとんど例外なく「時間の使い方」の大切さを主張します。

筆者もその例に漏れず、「時間こそが人間にとって最も重要な資源であり、その管理ができなければ、その他のことは何も管理できない」とまで言っていました。

この言葉は、『マネジメント』で有名なドラッカーの言葉を引用したものだそうですが、本書ではこのように偉人たちの名言を要所に用いています。

その中で、私が最も印象的だと感じたのは、アメリカの作家ヘンリー・ディヴィット・ソローの言葉で、内容は次の通りです。

忙しいだけでは十分ではに。アリだって忙しい。問題は何をして忙しいかということである。

この言葉の示す意味は、「忙しそうに働いている人が、必ずしも生産性が高いというわけではない」ということです。

あなたの周りにも、いつも「忙しい」と仕事に追われながらも、大した仕事はしていない、という人がいるのではないでしょうか?

忙しく働いているのに、生産性が高まらないのは、段取りや優先順位のつけ方が悪いために、時間を浪費しているからかもしれません。

世の中には、1日にわずか数時間の労働で皆が羨むような金額を稼ぐ人もいるわけです。

そうできるのは、運に恵まれていたり、才能があったりするからというにももちろんなのでしょうが、それ以上に「時間の使い方」が上手だからなのかもしれません。

「問題は何をして忙しいかということである」

またひとつ大切な学びを得ました。

自分にとって大切なものをきちんと見極めて、それに十分な時間を使えるようになりたいと感じました。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

「英語ができるようになりたい」さらには「英語を使って世界の舞台で活躍したい」という人にはぜひおすすめします。

ただ、「成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい」というタイトルはつけるべきではないと感じます。そのような内容に触れている部分がほとんどなかったからです。

むしろ内容は副題の「グローバル人材になるための99のアドバイス」が示す通りで、内容的にはこちらをタイトルにする方が適切なのではないかと感じました。

こんな人におすすめ

  • 「英語ができるようになりたい」という人
  • 「将来はグローバルなキャリアを形成したい」という人
  • 「世界の舞台で活躍するための心構えを学びたい」という人

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