第150回 稲村徹也『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』

稲村徹也『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』

皆様、こんにちは。本日は、稲村徹也『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』(絆出版)をご紹介したいと思います。

内容紹介

成功とは”学び”を”お金”に換えること

(中略)

本書は「成功」を手にするために必要な“学び”の重要性と、それを“お金”に換えるうえで必要なエッセンスをまとめたものです。

なかには繰り返し主張されるようなことも出てくると思いますが、それは私の思いの強さゆえだとご理解ください。

私自身の“学び”を参考にして、私よりはるかに短時間で、それをすぐにでも“お金”に換えていく……そういった読者が現れることを、心より願っているのです。

稲村徹也『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』

「資格を取ったほうがいいと言われて、勉強したが、結局は役に立っていない」

「本を読んで学んだほうがいいと言われるけど、何を読んだらいいかわからない」

「セミナーに参加して自己投資をしたが、時間とお金を無駄にしただけだった」

皆様は、こんな悩みを抱えてはいないでしょうか?

「学びは最高の自己投資だ」と語られることも多く、多くの人がなんとなく”学び”の重要性は理解しているはずです。

しかしいざ何かを学ぶとなると、「何を学んだらいいのか分からない」という具合で、仮に学んだとしても「結局役に立っていない」となってしまうことも珍しくありません。

もちろん学問に優劣があるわけではありませんが、”学び”を成功に、もっと言えば”お金”に変えようと思うのであれば、それにはコツがいると筆者は語ります。

「成功」のカギとはずばり実学です。

難しい古典漢文を読み解く力はなくとも、最新のビジネス書を読み解くことができれば、成功のチャンスは大いに広がります。

つまり学校で習うような学習にとどまることなく、もっと広く実社会で応用できるものを学ぶべきだというのです。

事実、筆者の稲村氏は大学を出ておらず、高校時代もほとんど勉強はしなかったと言います。

しかしその後、経営やビジネスの勉強に本気で取り組むことで大きな成功を収めました。

ビジネスの分野でなら、大卒の人にも絶対に勝てる自信があると語ります。それほどの自信の裏には一体何があるのでしょうか?

本書を通して、”学び”を”お金”に換える方法を学びます。

感想

本書のタイトル『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』を見て、私が想像した内容は、「成功者となるには深い教養を身につけるべきだ。広くある程度深く、様々な学問に精通しなさい。」というようなものでした。

しかし実際はそうではなく、上にも書いた通り「成功」のカギは実学であると筆者は主張しています。

その意味で、「大学は収入を下げる方法を教えている場所だ」とも述べていました。

というのも、実際筆者の周りにいる高所得者を見ても、8割の人が大学を出ていないのだそうです。

なぜ大学が収入を下げる場所だと言えるのかというのは、大学が「安定すること」を教える場だからだと言います。

これは別に「安定すること」を批判した内容ではないのですが、他より抜きん出て成功を収めるために安定思考はマイナスです。

また、特に一流大学に入った人は、それだけで周囲から「成功者」と見なされてしまい、その達成感から学びへの意欲を失ってしまうとも述べていました。

冒険投資家のジャム・ロジャーズは次のような言葉を残しています。

「保護された産業には活気がなくなる。イノベーションがなくなる。」

高学歴者とはいわば、「保護された産業」なのかもしれません。

その意味では、確かにイノベーションからは遠い存在だと言えるでしょう。


 

このような筆者の意見に対し、賛否両論あると思いますが、大学生がイノベーションから遠い存在だということには賛成できます。

これは日本の大学生や大学教育に根本的な問題があるのかもしれませんが、はっきり言います。日本のほとんどの大学生は勉強をしません

これは「実学」を学ばないというレベルの話ではなく、本当に勉強しないのです。

その意味では、筆者が語るように、大学に入っただけで周囲から「成功者」とみなされてしまい、実際は何も成功していないのに勘違いしてしまうということも納得できます。

多くの人にとって、大学入学がゴールとなってしまい、入学後は学びの意欲を失ってしまうのです。

これはいろいろな場面で言われていますが、「一流大学に入学し、有名企業に就職すれば、一生安泰」という時代はもはや終わりました。

そうであるなら、社会に出て自分一人でも生き残れるスキルを身につけなければなりません。

これからは筆者が語るところの「実学」を積極的に学んでいこうと思いました。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

先にも述べましたが、個人的には想像していた内容とは違っていました。

加えて、はっきり言って内容もありきたりであると感じます。この手の本を普段から読まれている方にとっては、特に目新しい知識はないでしょう。

とは言っても、大変読みやすく参考になる内容であることは間違いありません。要所に引かれている偉人たちの名言が個人的には気に入りました。

こんな人におすすめ

  • 「成功するために何を学ぶべきかわからない」という人
  • 「成功して大金を手にしたい」という人
  • 「成功に直結する学びを知りたい」という人

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