第142回 前田裕二『人生の勝算』

前田裕二『人生の勝算』

皆様、こんにちは。本日は、前田裕二『人生の勝算』(幻冬社)をご紹介したいと思います。

内容紹介

この本では、成長ビジネスの勘所について語っており、この本んを読めば、あらゆる”ビジネス”の勝算が上がると確信しています。

しかし、単なるビジネス本は書きたくなかった。この本を手に取ってくれた方が、自分の”人生”そのものについて、勝算を持つ。そんな、暖かい本を書きたかった。

この本を通じて伝えたいことは、大きく三つです。絆の大切さ、努力の大切さ、そして、人生という壮大な航海において「コンパス」を持つことの大切さ、です。読み進めるにあたって、何度もこの三つの命題に触れていただくことになります。

第142回 前田裕二『人生の勝算』

突然ですが、皆様は「SHOWROOM」というサービスをご存知でしょうか?

私は本書を読むまで知らなかったのですが、「SHOWROOM」とは国内最大級のライブストリーミングサービスのようです。

本書はその「SHOWROOM」を開発した筆者の、幼少期から現在に至るまでの道のりを綴った内容です。

筆者の前田氏は8歳の時に両親を亡くしたそうです。

そのため小学生の時から、通りでギターを弾いて生活費を稼ぐ生活が始まりました。しかし、初めはなかなかうまくいきません。

それでも、試行錯誤を重ねていくうちに徐々に収入を得られるようになったと言います。

そこで気付いたのが「人は絆にお金を払う」というビジネスの本質です。

以後この信念が筆者の人生における重要な価値観となります。

つまり、人は「モノ」にではなく「ヒト」にお金を払うのです。この精神は筆者の運営するライブストリーミングサービス「SHOWROOM」にも受け継がれています。


 

本書は、「今、不幸や苦境に直面していたり、自分から見える景色が真っ暗だ、という人に、ほんの少しでも頑張る勇気を持ってもらうために書いた」と筆者は語ります。

天才的な才能がなくても、周りの環境が恵まれていなくても、成功をつかめることを筆者は証明しました。

本書を通して、絆の大切さ、努力の大切さ、そして一貫した信念を持つことの大切さを学びます。

感想

本書を読んでまず印象的だったのが、「人に好かれること」更に言えば、「人を好きになること」をかなり強調している点です。

筆者の考えによると、前述の通り、「人は絆にお金を払う」というのです。

これをスナックを例にしてわかりやすく説明していました。

スナックで出される品といえば、限界まで薄められたお酒とママが作る少しの手料理です。お世辞にも商品の価値が高いとは言えません。

しかし、なぜかスナックは潰れないのです。それはなぜなのか?

それはスナックに行く客は表層的な商品を求めてスナックに行くわけではないからだ、と筆者は説明しています。

つまり目的が「モノ」の消費ではないのです。

ママや常連客とのコミュケーションが真の目的であり、いわば「ヒト」を目的としてスナックに通うわけです。

現代は物質的にはかつてないほどに豊かな時代と言えます。そのためか「モノ」が我々の幸福度を引き上げることは、以前よりは少なくなりました。

人間はより高次元な承認欲求を求め始め、自己実現を願うようになったということでしょう。

そこで重要なのが「ヒト」との関係です。

他人から「応援したい」「助けてあげたい」と思われる存在になれば、夢や目標はきっとすぐに実現するでしょう。

だからこそ「人に好かれること」が重要だと筆者は述べていました。

これは最近よく耳にすることですが、優秀な営業マンはほとんど宣伝をしないと言います。商品の説明や宣伝は最小限に抑え、あくまで顧客の話を真摯に聞く側に徹するのです。

これも一種の「人に好かれること」を利用したテクニックなのかもしれません。自分の話を真剣に聞いてくれる相手には好意的な印象を抱かざるを得ません。

そうなれば、自ずと「この人のためになってあげたい」と契約をするのが人情というものなのでしょう。

これは別に営業職に限った話ではありません。現代のあらゆる仕事は他人との協力関係で成り立っています。一人でできる仕事などごくわずかです。

そう考えると、ビジネスで成功するためには、専門的な知識や高度な技術などよりも、まず「人に好かれること」が重要なようです。

しかし、「好かれること」を待ってばかりいては、それはなかなか実現しません。

まずは自分が相手を「好きになること」が必要です。

今日から知り合いの良いところを一つでも多く見つけ、その人をもっと好きになる努力をしようと思えました。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

個人的に堀江貴文氏が非常に好きなのですが、その堀江氏が推薦している書籍ということで飛びつきました。

結果的には、読んで良かったと心から思えるような内容でした。絆の大切さ、努力の大切さ、一貫した信念を持つことの大切さを学びました。

発売まもない書籍なので、この書評が皆様の参考になれば幸いです。

こんな人におすすめ

  • 「ビジネスで成功したい」という人
  • 「今、不幸や苦境に直面している」という人
  • 「人との関係の大切さ、努力の大切さについて学びたい」という人

人気ブログランキングに参加中です。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です