第138回 千田琢哉『想いがかなう、話し方 人生の流れが変わる魔法の対話50の習慣 』

千田琢哉『想いがかなう、話し方 人生の流れが変わる魔法の対話50の習慣 』

皆様、こんにちは、本日は、千田琢哉『想いがかなう、話し方 人生の流れが変わる魔法の対話50の習慣 』(徳間書店)をご紹介したいと思います。

内容紹介

どちらの人生のコースを歩むのかは、あなたの好みの問題だ。

多くの人が選ぶ「微妙コース」も、きっと楽しいに違いない。

残念ながら本書では、少数派の「ありがとうコース」について述べた。

話し方を変えると、人生は劇的に変化する。

ぜひ実感していただきたいものだ。

千田琢哉『想いがかなう、話し方 人生の流れが変わる魔法の対話50の習慣 』

「勇気を持って本音を言い切る」

一見簡単そうですが、どれだけの人がそれを実行できているでしょうか?

我々日本人は、「雰囲気を大切にする」「空気を読むのがうまい」と言われています。しかし逆に言えば、それは「きちんと本音を言い切ることができない」とも言えるのではないでしょうか。

「語尾でお茶を濁すと、あやふやな結果に終わる。あやふやな結果になれてしまうと、あやふやな人生に終わる。」

本書の冒頭で筆者はそのように述べています。

しかし同時に筆者は、「話し方を変えると、人生は劇的に変化する。」とも述べています。

そこで本書では、人とお金を集める話し方、確実に成功を引き寄せる話し方、本音をうまく引き出す話し方…といったように、話し方のちょっとした工夫で対人関係をより良いものにし、人生をより豊かにする方法を説明しています。

本書の内容は、よくある「雑談力が高まる…」「誰でもおもしろい話ができる…」と言った内容ではありません。

小手先にテクニックに頼らない、もっと本質的なコミュニケーションの方法とも言うべきものです。

本書を通して、我々を成功に導く「話し方」と「聞き方」を学びます。

感想

「共感してもらうのではなく、共感する」

本書を読んで一番印象的だった言葉です。

会話で大切なことは、まず共感することだ。

最初から共感してもらおうという姿勢は傲慢だ。

共感してもらおうとすると、共感されない時に立ち直れない。

人はそれぞれ自分が正しいと思って生きている。

どんなに冴えない人でも、自分が正しいと思い込んで生きている。

だから会話では共感してもらえないことのほうが圧倒的に多い。

千田琢哉『想いがかなう、話し方 人生の流れが変わる魔法の対話50の習慣 』

これは本文からの引用です。

我々は誰しもそれぞれ異なった考えを持っています。そして同時に、皆自分が正しいと思っているのです。

わざわざ間違っていると思う信念を持つ人はいないでしょう。

だからこそ、ちょっとやそっとのことでは考えは変わりません。無理に自分の考えを押し付けようとすれば、不快な思いをさせるだけなのです。

考えてみれば当たり前のことですが、我々は自分の考えばかりを正しいと思い込み、共感を得ようとしてはいないでしょうか?

相手にもそれなりの考えがあるのに、自分の考えばかりを正しいと思い込み、同意を強要するのは明らかに傲慢です。

 

「共感してもらうためには、まず自分が相手に共感しなければならない」

確かにその通りだと感じます。

これは何も「自分の考えを話す相手によって変化させなさい」という意味ではないはずです。

むしろ自分の意見はきちんと持っておくべきでしょう。

しかし仮に自分の考えと相手のそれとが食い違っていたとしても、「それは違うだろう」と頭から否定するのではなく、「そういう考えもあるんだ」と思える心の余裕が必要だということだと感じます。

皆様は、自分とは異なる考えを持つ相手に対し、いきなり「それは違うだろう」「君は間違っている」などと言ってはいないでしょうか?

相手は相手なりに、最も合理的で正しいと思える意見を主張しているのです。

自分の意見の正しさを示すばかりではなく、相手の考えを寛容に受け入れることも重要なのだと学びました。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

「話し方」「聞き方」のコツが計50個紹介されているわけですが、その一つ一つが心に刺さる内容です。私たちがどれほど「本音を言い切る」ことができずいることが実感できます。そして「本音を言い切る」ことの大切さを学ぶことができます。

また、文章の量も非常に少ないため、本が苦手という人でもすぐに読み終えることができるでしょう。ぜひ多くの人におすすめします。

こんな人におすすめ

  • 「なかなか本音が言えない」という人
  • 「人と話すのが苦手だ」という人

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