第131回 『脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド』

『脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド』

皆様、こんにちは。本日は、アルバロ・フェルナンデス・エルコノン・ゴールドバーグ『脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド』(CCCメディアハウス)をご紹介したいと思います。 

内容紹介

この本が、どうすれば脳を健康にし、脳機能を強化できるかを知りたい人たちのためのガイドブックであることを強調しておきたい。私たちの目的は〝処方箋〟を出すことではなく、あなた自身に、自らのブレインフィットネスを担当する〝コーチ〟になってもらうことにある。認知力を改善し、認知力の低下を遅らせるため、あなたに心からの努力をしてもらうことにある。言葉を変えて言えば、ブレインフィットネスをすぐにでもスタートしてもらい、それを生涯にわたって続けていく意欲に結びつくよう、認知力の上昇曲線を最大化する助けをしたいのだ。本書が、そのための価値ある資料になることを願っている。

『脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド』

「ブレインフィットネス」という言葉にはあまり馴染みがないですが、「脳トレ」という言葉であれば皆様にも聞き覚えがあるでしょうか?

最近では医療の発達によって、男女ともに平均寿命を大きく向上しました。しかし、体の寿命を伸びても、脳の寿命がそれに追いついていないというのが深刻な問題です。

つまり、認知症やアルツハイマー症候群といった脳機能の不調を抱える高齢者は確実に増えています。

そして残念なことに、現在までに、認知機能を向上させたり、認知力低下を緩和したり、アルツハイマー病の発症を延期させたりする薬は開発されていないのです。

これは別に高齢者に限った問題ではありません。なぜなら、認知症やアルツハイマー病の発症には、若い頃の生活習慣が大きな影響を与えるからです。

更に言えば、最近では若年性の認知症やアルツハイマー病も増加傾向にあるからです。


 

本書の内容をごく簡単に述べるのであれば、「脳を健康にする”特効薬”は存在しない。日々新しい学びを続けて脳機能を向上させていくべきだ。」といったものになります。

それはよく考えれば当たり前で、サプリメントだけで脳が健康になると考えることは早計です。

「筋肉増強のためには、プロテインさえ飲めばいい」とは誰も考えないでしょう。プロテインとはあくまで補助的な存在であり、メインには筋力トレーニングがあるのです。

それを常識と考えながらも、こと脳のことになると、「○○というサプリメントが効く」「××は脳に良い」など、我々は何か”特効薬”のようなものを求めがちです。

筋肉増加にトレーニングが必要なように、脳の健康にもトレーニングが必要です。

本書では、まず脳の仕組みや機能を理解し、そこからどのようなトレーニングが効果的なのかを学びます。

感想

詳しい理論は省きますが、本書の内容によると、新しい刺激を与え続ければ、脳はいくつになっても変化するそうです。

しかし、この「新しい刺激」というのがなかなか難しいものです。

我々は意識せずに生活していると、日常のあらゆる行動をルーティン化させてしまいがちではないでしょうか?

朝起きてから通勤するまでは毎日ほとんど同じ行動をとるはずです。会社に着けば、内容に多少の差はあれ、基本的には毎日同じような業務をこなします。更に、食事はいつも同じ場所で同じものを食べるという人も多いでしょう。あとは適当に残業をこなして帰宅といったところでしょうか。

こうしてみると、我々の日常生活に「新しい刺激」が入り込む余地は意外にも少ないです。

もちろん、日々の行動をルーティン化することのメリットも存在します。しかし、脳機能の観点から言うと、ルーティン化とはあまり望ましい状態ではないと言います。


 

皆様は、「私は毎日新しいことを学び続けている」と自信を持って言えるでしょうか?

残念ながら、私はそうも言い切れません…

気づけば毎日同じような生活をしています。

「新しい刺激」と言うのはもちろん人によって異なります。デスクワークの多い人にとっては、ダンスや楽器の練習かもしれません。反対に、肉体労働がメインの人にとっては、読書や語学の勉強かもしれません。

私はどちからといえば、デスクワークが多い人間です。今やっているようにこのブログを執筆したり、明日のブログのために読書をしたりして毎日過ごしています。

加えて、趣味でギターを弾くことも多いので、読書や楽器の演奏は私にとって「新しい刺激」にはならなそうです。

そこで脳機能を高めるためにも、これからは英語を勉強してみようなどと思いました。

皆様の脳にとっての「新しい刺激」とは一体何になるでしょうか?それを見つけられたら、ぜひ実践してみることをおすすめします!

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

少々分厚く、読むのには根気がいるような本ですが、とても面白い内容でした。

「○○は頭にいい!」などというテレビ番組やサイト記事、雑誌記事を目にすることは多いですが、本書を読めば、それらに惑わされることなく、きちんとした知識を身につけるべきなのだと思うはずです。

こんな人におすすめ

  • 「もっと頭の回転を速くしたい!」という人
  • 「脳を健康に保つ方法を知りたい」という人
  • 「脳の仕組みや機能に興味がある」という人

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