第125回 マクスウェル・マルツ『潜在意識が答えを知っている!』

マクスウェル・マルツ『潜在意識が答えを知っている!』

皆様、こんにちは。本日は、マクスウェル・マルツ『潜在意識が答えを知っている!』(きこ書房)をご紹介したいと思います。

内容紹介

 なかには私のアイディアは、時代に先行していると言う人もいるだろうし、もう古臭いと言う人もいるだろう。どう判断されようとも、第一に重要なのは、サイコ=サイバネスティクスの基本的な約束事である「難しかったことが簡単に」が、疑いや議論の余地もないほど、確実に実証されているか否かということだ。

今のあなたにとって何が難しかろうと、また何をきっかけにこの本を読んでいようと、きちんとした心理学的な理論と習得しやすいメンタル・トレーニングのテクニックと、いくつかの実践的な手立てを怠りなく利用するだけで、難しかったことを簡単に変えることができる。

なぜなら、人間は本来、成功するようにできているからである。

マクスウェル・マルツ『潜在意識が答えを知っている!』

「人間は本来、成功するようにできている」

本書の冒頭で筆者はそのように主張します。しかしそれでは、なぜ多くの人が目標を達成できなかったり、どこか劣等感を抱えることがあるのでしょうか?

筆者はその理由を、不適切な自己イメージによるものだと説明しています。

つまり、我々は「自分にはできない」「きっと失敗するだろう」というように失敗を招くような自己イメージをどこかで抱いてしまっていると言うのです。

逆に言えば、適切な自己イメージを持つことさえできれば、我々は自然と成功するようにできていると筆者は語ります。

そこで本書では、イマジネーションの重要性が強調されていました。

と言うのも、人間とは、物事の実像に対してではなく、物事について抱くイメージに従って、感じたり行動したりしているからです。

例えば、山道でクマと出会ったら、必死になってその場から逃げようとするはずです。これはいちいち考える問題でもありません。

しかし、そのクマが実際はクマの着ぐるみを着た人間だった場合はどうでしょうか?もしくは、遠目で見たためにクマに見えた犬だったらどうでしょうか?

きっと結果は変わらず、必死にその場を逃げようとするはずです。

このように、我々は目にした事実に反応するわけではなく、その事実に対して抱くイメージによって行動するのです。

つまり、イメージは事実よりも重要だと言うことがわかります。

そこで本書を通して、適切なイメージの持ち方とイメージをより有効に活用する方法を学びます。

感想

本書を読んで一番興味深いと感じたのは、「イメージ・トレーニングの有効性」について語る部分でした。

ある研究で、イメージ・トレーニングによってフリー・スローの成功率はどのように変化するかを調べる実験がなされました。

その実験では、学生を3つのグループに分け、第一のグループには20日間実際にボールを投げる練習をさせ、第二のグループはその間全く練習をさせず、第三のグループにはボールを投げるところをイメージさせました。

その結果は、第一のグループでは成功率が24%伸び、第二のグループでは向上が認められませんでした。

そして、第三のグループはと言うと、なんと成功率が23%も向上したのです。

この実験によると、どうやらイメージ・トレーニングは有効だということが分かります。


 

そして本書では、これを応用して、成功するためには日常的にイメージ・トレーニングを行うことの重要性が説明されていました。

自分の望む結果がもう出ているかのように、それに思いを集中するのです。しかも、できるだけ鮮明かつ詳細にイメージすることが大切なようです。

上でも述べましたが、人間は事実ではなくイメージに反応して行動します。

よって、成功体験をイメージし続ければ、いずれそれがあたかも真実になったかのように行動するようになると言うのです。

あなたも毎日30分自分の望むものをイメージするトレーニングを行なってみてはいかがでしょうか?

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

上でご紹介した「イメージ・トレーニングの有効性」に関しては大変興味深い内容でしたそ、大変参考になりました。確かに我々人間は事実よりもイメージに従って行動していると気づきます。

内容も単なる精神論や根性論にとどまらず、きちんと心理学的な理論をもとに書かれているのでとても参考になります。しかし一方で、専門用語がやや多く、理解しにくい部分もあるのが難点です。

こんな人におすすめ

  • 「夢や目標を実現させたい」という人
  • 「心理学的な知見から、『成功するための法則』を学びたい」という人

人気ブログランキングに参加中です。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です