第119回 苫米地英人『すべてを手に入れる 残り97%の脳の使い方』

苫米地英人『すべてを手に入れる 残り97%の脳の使い方』

皆様、こんにちは。本日は、苫米地英人『すべてを手に入れる 残り97%の脳の使い方』(フォレスト出版)をご紹介したいと思います。

苫米地英人『すべてを手に入れる 残り97%の脳の使い方』

内容紹介

これだけ変化の速い時代において思い通りの人生を送るためには、

・あなたの脳を最大限に活用する

ことが必要になっていきます。

私たちの脳はとてもつもない能力を持っているにもかかわらず、多くの人が活用しきれていません。

そう、あなたの潜在能力は無限なのです。

苫米地英人『すべてを手に入れる 残り97%の脳の使い方』

あるアメリカの公的機関の情報によると

  • アメリカの新聞『ニューヨークタイムズ』1週間の情報量は、19世紀の個人が一生をかけて得る情報よりも多い。
  • 今年生まれる新しい情報の情報量は、過去5000年間に人類すべてが生み出した全ての情報よりも多い。
  • さらに、現在人類が生み出している情報は毎週2倍に増えている。

というのです。

何とも驚くべき情報ですが、つまり、我々は現在、「人類の歴史上、もっとも速い変化を遂げる社会に生きている」ということができます。

このように、情報の日々その速さと量を増している一方で、我々の脳の使い方は10年前も20年前もそれほど変わっていないのではないでしょうか?

今が人類の歴史上、もっとも変化の速い時代であるなら、我々もそのスピードに追いつくための工夫をしなければなりません。

一般に、我々は普段、脳の機能のわずか3%しか使っていないと言われています。

とすれば、残りの97%をフルに活用することができれば、この変化の速い時代でも思い通りの人生を送ることができるのではないでしょうか?

本書では、「人生を思い通りにする」ために、「他人を動かす技術」と「目標を達成する技術」を学びます

これらはいずれも最新の「機能脳科学」「認知心理学」に基づいた、全く新しい技術だと筆者は述べています。

感想

上でも述べた通り、本書の内容は「他人を動かす技術」「目標を達成する技術」でした。どちらも非常に興味深い内容で、とても参考になりました。

特に「目標を達成する技術」の中で、「人はなぜ目標を達成できないのか?」という疑問について考えている部分がありました。

その内容は、我々の脳の現状維持を望む機能によって、多くの人は変われずにいるというのです。

自分に見合っており、居心地の良い領域を、本書では「コンフォートゾーン」と呼んでいました。

例えば、「自分はだいたい60点くらいの人間だ」というように、コンフォートゾーンを60点くらいに定めてしまうと、ある時90点を取っても、次のテストではきちんと30点を取ってしまうというのです。

これが、脳が現状維持をしようとする機能だそうです。

そう考えると、目標を達成するには、このコンフォートゾーンをもっと上の水準に移動させなければなりません

そして逆に言えば、コンフォートゾーンをより高い水準にずらすことができれば、あとは脳の現状維持を望む機能によって自然と目標は達成されるというのです。

先ほどの例でいうと、「自分は80点取れる人間なんだ」という感覚を持てれば、ある時90点を取ったとしても、それは自分にとって妥当な点数です。次も90点を取ることも十分に考えられるでしょう。

要は、「自分はできる」という高いセルフイメージを掲げ、自分のあるべき水準をより高い位置に定めれば、現状維持の力で自然と目標に向かっていくということでした。

これは一般に「アファメーション」と呼ばれている技術です。

 

ある目標を達成したいときは、一歩一歩前進している自分に気づき、努力している自分を褒めて成長していくと考え方が普通な気がします。

しかし、何かよくできたことがあっても、それで自分を褒めることなく、「自分はできる人間なのだ。これくらいのことは普通だ。」という意識の持ち方も重要なのかもしれません。

また新たな目標達成に対する意識の持ち方を学びました。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

非常に興味深い内容でした。ページ数も少なく、引き込まれるような内容なのであっという間に読み終えてしまいました。

しかし、一方でやたらと専門用語が多いとも感じました。その都度解説がなされているので用語を知らなくても読むことはできますが、忘れた頃に再び出てきて、何度か意味を確認することもありました…

こんな人におすすめ

  • 「今以上により良い人生を送りたい」という人
  • 「夢や目標を実現させたい」という人
  • 「相手を思い通りに動かす心理的なテクニックを知りたい」という人

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