第112回 小山龍介『TIME HACKS! 』

小山龍介『TIME HACKS! 』

皆様、こんにちは。本日は、小山龍介『TIME HACKS! 』(東洋経済新聞社)をご紹介したいと思います。

内容紹介

 重要なのは、「今」という瞬間から目をそらさないということ。将来の不安にさいなまれていたり、過去の実績にしがみついていると、本当に重要な「今」というものを軽んじてしまう。時間は常に、「今」しかないということなんです。そしてその「今」の積み重ねが、夢の実現へとつながるのです。

小山龍介『TIME HACKS! 』

「時間がない」という悩みは、我々現代人がほぼ例外なく抱える悩みではないでしょうか?

書店に行けば、「○○時間術」などのように、時間を効率化する方法を紹介した書籍が大変多いことに気がつきます。

実際、あなたも「もっと時間があれば…」と思うことがあるのではないでしょうか?

そこで時間を確保するために、普通の人が行う行動は、時間の節約です。

「お昼ご飯を15分で食べる」「睡眠時間を4時間にする」といった具合に、生活の一部の時間削り、それを仕事の時間に回そうという考えです。

しかし、この時間節約の人生は楽しいものでしょうか?

確かに、お昼ご飯を15分で食べることも睡眠時間を4時間にすることも、やむを得ない時であれば普通にできますし、数回程度ならそれほど苦ではないでしょう。

ところが、これを毎日続けなければならないとなると、お昼ご飯を15分で食べることは、食へのこだわりがある人にとってはつらいでしょうし、睡眠時間を4時間にすることに至っては、誰にとってもつらいはずです。悪くすれば、体調を崩し、治療のために膨大な時間を取られるという、なんとも皮肉な結果を生みます。

そう考えると、我々が解決すべき問題は、物理的な時間をどう増やすかよりも、時間をどのように効率よく使うかということだと考えられます。

タイトルにある「ハック」という言葉は、コンピュータのハッキングのようにネガティブな意味で使われていますが、一方で「問題をサッと解決する」というポジティブな意味もあるそうです。

本書を通して、時間の効率的な使い方と有意義な時間の投資の仕方を学び、時間に関するあらゆる問題を解決していきます

感想

本書では、時間を効率よく使うためのテクニックがおよそ90個ほど紹介されていたのですが、その中で特に参考になったのは「曜日ごとにやる仕事を決める」というテクニックです。

「月曜日に人と会わない」というテクニックが紹介されていたのですが、その理由として、月曜日の午前中のスケジュールが埋まっているか、いないかで1週間の「忙しさ」が決まるからだそうです。

お客様との打ち合わせのような人に会う行事がある場合は、当然事前にある程度の準備が必要です。しかし、打ち合わせが月曜日の午前中に入ってしまっている場合は、土日を除けば、金曜日に準備を終わらせてないといけないことになります。

しかし、人間は「時間がある」という感覚があるとなかなか作業に取り掛からないもので、ついつい金曜日の準備は忘れがちです。そうなれば、必然的に月曜日当日にドタバタの中準備をすることになってしまします。

このようなドタバタの状況で週の始まりを迎えると、その1週間はなんだかとても忙しかったような印象を受け、疲労感が増してしまうというのです。

 

確かにこれは分からなくもないです。そして、私個人に限った話で言えば、月曜日の午前中をそれなりに集中して過ごせれば、その後の1週間も順調に進める気がします。

そう考えると、月曜日というのは1週間の作業効率を決める大切な日だということがわかります。

普通月曜日は「ブルーマンデー」と言われるように、休日気分が抜けないまま、憂鬱な気分で迎えがちです。

そうなると、1週間のスタートダッシュに失敗したことになり、その後もだらだらと平日を過ごしてしまうことが多いのではないでしょうか?

もっと言えば、月曜日の午前中から100%の力を出すためには、日曜日の夜が鍵とも言えます。日曜日の夜には、次の日備えて早めに就寝し、仕事モードに切り替えておくのが良いと感じます。

「成功したい」「夢を実現させたい」と思うならば、周りの皆がブルーマンデーを迎えている中、自分は月曜日の午前中から集中して、時間を効率的に使うことが重要なのかもしれません。

 

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

決して悪くはないのですが、世にある他の時間術に関する本と比べて大差ないと感じました。広く言われている普通の内容が多いので、すぐに読み終えてしまい、内容が薄いと感じる書籍です。(出版年度が古いため、どちらかというと、他の類書が本書の模倣なのかもしれません。)

ただ、時間を効率よく使うためのテクニックが簡潔に、かつ大量に紹介されているので、この手の本を初めて読む人にとっては有益かもしれません。

 

こんな人におすすめ

  • 「時間をもっと効率よく使いたい」という人
  • 「自分の時間を増やし、夢や目標を実現させたい」という人
  • 「時間効率化の具体的なテクニックを知りたい」という人

人気ブログランキングに参加中です。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です