笠倉出版社『少しかしこくなれる単位の話』
皆様、こんにちは。本日は、笠倉出版社『少しかしこくなれる単位の話』をご紹介したいと思います。
内容紹介
普段よく耳にするけど、あれってどういう単位?
昔、授業で習ったけどなんの単位だっけ?
身の回りできになる単位に改めて目を向けて見ましょう。
笠倉出版社『少しかしこくなれる単位の話』
m(メートル)、g(グラム)、sec(秒)などは普段何気なく使っている単位ですが、これらはいずれも「SI単位」と呼ばれる国際標準の単位です。
そのため、それらの単位をどのように規定するかは厳格に定められています。
「m(メートル)という単位は、どのように規定されているか?」ということを、あなたはご存知でしょうか?
普段何気なく使い、意味を十分に理解しているつもりの単位でも、改めて詳細を問われると、意外と答えられません。
本書では、そのような普段よく使う単位から非常にマニアックな単位まで、その規定と歴史を、わかりやすいイラスト付きで学べます。
知っていると、家族や友人にちょっと自慢できるような内容です。文章の量も少なく非常に読みやすいので、片手間にぜひお読みください。
感想
今回取り上げた書籍は、いつもとは傾向が違い、比較的軽めの内容となっています。
しかし、普段何気なく使っている単位の規定や歴史を学ぶのは、非常に勉強になりました。
「単位の話」と聞くと、多くの人は、
「何それ?別にそんなの知らなくても生きていけるじゃん。」
と思うことでしょう。
確かに、そう言われればその通りでもあるのですが、それを言ってしまうと、世の中の「勉強」と言われること全てがほぼ無意味になってしまいます。
近年、その重要性が急速に増していると言われる「英語」であっても、「別にそんなの知らなくても生きていけるじゃん。」と言われれば、確かに生きていけます。現に、私は英語がそれほど得意ではありませんが、きちんと生きていけています(笑)
しかし、あらゆる学びに意味がないのかと言われると、決してそうではないはずです。
どんな小さなことでも、「もっと知りたい」と向上心を持って勉学に励む人を見ると、尊敬の念を抱かずにはいられません。
本書を読んで感じたのは、普段何気なく使う単位に関してさえも、ほとんど何も理解していいなかったということです。
そうであれば、この世界はきっと、私が知らない知識であふれていると感じました。
どんな些細なことに対しても、「もっと知りたい」という好奇心と向上心を持ち続けて、生きて行きたいものです。
評価
※個人的な評価となります。
総合評価:
大変勉強になりました。様々な単位の規定や歴史を、わかりやすいイラスト付きで学ぶことができます。知っていると、ちょっと自慢できるような内容が多く、家族や友人に話せば、博学な印象を与えられることでしょう(笑)
こんな人におすすめ
- 「普段何気なく使っている単位の意味や成り立ちを知りたい」という人
- 「普段使わないようなマニアックな単位を知りたい」という人
- 「ちょっとした話のネタが欲しい」という人
コメントを残す