第103回 谷口貴彦『神様からのギフト ザ・コーチ2』

谷口貴彦『神様からのギフト ザ・コーチ2』

皆様、こんにちは。本日は、谷口貴彦『神様からのギフト ザ・コーチ2』(プレジデント社)をご紹介したいと思います。

内容紹介

今日まで私たちは、効率を追い求めて、仕組みや、システムにばかり目を向けてきました。そんな中で私たちは、自分たちが感情に大きく左右される動物の集団であることを忘れてしまったのです。その代償に、多くのものを失ってきたと思います。

 

谷口貴彦『神様からのギフト ザ・コーチ2』

本書は、ある働く女性を主人公とした小説形式で描かれています。

「仕事」と「家庭」の両立を目指し、忙しい日々を送るその女性は、ある日突然、新事業のプロジェクトリーダーを任されます。「ノー」ということができない性分のため、とりあえず引き受けるものの、人の上に立ち、組織をまとめる術など全く知りません。

そこで、藁にもすがる思いで、「リーダーのためのコーチング研修」というものを受講することにしました。その女性は、その研修を通して、徐々に学びを得て行き、新事業のチームの雰囲気も徐々に良くなって行きます。

しかし、「仕事」はうまくいっているように見えたちょうどその頃、「家庭」で大きな事件が起こります。

本書を通して学べることは、「リーダーとしてどのように人をやる気にさせるか」ということと「日々の悩みをどのように解決していくか」ということだと感じます。

普段、リーダーとして人の上に立つ人にはもちろんおすすめしますが、主婦や学生など、日々の生活で悩みを抱えているあらゆる人におすすめです。

感想

人は誰でも弱いし、完璧ではありません。

だから人は、他人と弱さを補い合い、

強さを生かし合って生きてきました。

人が自分の弱さを受け入れ、完璧でない自分を受け入れた時、

人の不完全さも受け入れることができます。

そして、そこから真の優しさと寛容が生まれてくると、僕は思います。

 

谷口貴彦『神様からのギフト ザ・コーチ2』

本書の中で、もっとも印象的だった表現です。

我々の抱える悩みの多くは、「自分は完璧でないこと」を受け入れていないために感じるものなのかもしれません。

「完璧な自分」を想像しまっているために、そのイメージ通りに自分が行動できていなことに対し、何か期待を裏切られたような感じがするのでしょう。

「自分は完璧ではない。何事も理想通りにならないのが普通なんだ。」という認識を持てていれば、いたずらに悩みを抱えることも少なくなるのではないかと、この部分を読んで感じました。

仏教的な考え方になってしまいますが、我々はこの大きな世界の中では、非常に小さな存在です。何か大きな力によって、”生かされている”というのが仏教の考えです。

それならば、「自分は完璧である。物事は全て自分の思い通りに進むはずだ。」という思い込みがいかに愚かなものかも理解できるでしょう。

現に我々は、自分の心臓の鼓動すら止めることはできません。自分の命すら、思い通りにコントロールすることはできないのです。

そうであれば、今の自分をどう思っているかに関わらず、ありのままの自分の姿を受け入れるしかありません。その姿が好きでも嫌いでも、それがまぎれもなく本当の自分の姿なのですから。

また1つ大切な学びを得ました。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

本書は以前、第92回 谷口貴彦『ザ・コーチ 最高の自分に出会える「目標の達人ノート」』でご紹介した、『ザ・コーチ』シリーズの第2弾です。個人的に第1弾は本当に優れた書籍だと感じていました。そのこともあって第2弾にも期待していたのですが、ハードルが高すぎたのか、そこまで高評価とは言えません。

しかし、もちろん学ぶべきことは多いですし、第1弾とは内容も異なるので、一概にこちらが劣っているというわけではありません。

 

こんな人におすすめ

  • 「リーダーとして、人をやる気にさせる方法を知りたい」という人
  • 「人間関係をよりよくする方法を学びたい」という人
  • 「日々の悩みを解決する方法を知りたい」という人

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