第99回 ウエイン・W・ダイアー『自分のための人生  一日一日「自分を大事にして生きる」生活術』

ウエイン・W・ダイアー『自分のための人生  一日一日「自分を大事にして生きる」生活術』

皆様、こんにちは。本日は、ウエイン・W・ダイアー著、渡部昇一訳『自分のための人生  一日一日「自分を大事にして生きる」生活術』(三笠書房)をご紹介したいと思います。

内容紹介

ダイアーがこの本で言っている主眼は、大きく分けて2つある。

その一つは、人生のあらゆる問題は全て自分で選択、解決することができるということである。

その場合の選択とは、普通に選択できないものと考えられているような自分の感情や、幸福を選び取ることも含まれる。

ダイアーによれば、人とはその人自身の選択したものの総体、サム・トータルであるということにもなる。

第二の点は、今日一日を徹底的に大切に生きるということである。それはいい意味での刹那主義(過去や未来にとらわれず、現在の「この時」に全力投球し、精一杯楽しむ)と言っても良いだろう。

 

ウエイン・W・ダイアー『自分のための人生  一日一日「自分を大事にして生きる」生活術』「訳者の言葉」より

上の引用文でも述べらていますが、本書の大きな内容の一つが、「人生のあらゆる問題は全て自分で選択、解決することができる」ということです。

あなたは、つい日々の生活で「昔から○○なので…」「彼(彼女)のせいで…」「仕方のないことなので…」などと言ったことを口にし、自分とは離れた外的要因によって、無意識のうちに、選択を大きく制限されているようなことがないでしょうか?

また、もう1つの大きな主張は、今日一日を徹底的に大切に生きるということでした。

過去の自責や、未来の不安によって今の自分が、身動きが取れなくなるようなことはないでしょうか?もしあるなら、それは今を生きていないということなのです。

「外的な要因に人生を委ね、自ら選択しようとしない」「過去や未来に縛られ、今を生きようとしない」

いずれの姿勢も、客観的に見れば望ましくない姿だと分かるのですが、実際は多くの人がそのような状態なのです。その理由は簡単で、そうしていることが楽だからでしょう。

「今の自分を変えたい」と日々懸命に努力を続けるのは、大変なことです。そんなことをするくらいなら、「自分にはどうしようもできない…」と考える方が楽でしょう。

しかし、成長なき人生は、死んでいるも同然だと筆者は語ります。

本書では、自分の人生に対する責任は、他でもなく、この自分が背負っていることを理解し、自分らしくのびのびと生きる術を学びます。

 

感想

ものごと(環境、状況、できごと、世間)というのは、おのずからよくなるなどということは決してないのである。

人生の問題が以前よりも上手くいくようになるとしたら、それはあなたがそうしようとして積極的に行動を起こしたからにほかならない。

 

ウエイン・W・ダイアー『自分のための人生  一日一日「自分を大事にして生きる」生活術』

本書を読んで、我々人間は「変化を嫌う生き物」なのだということを再確認した気がします。

「そんなことはない、自分は今の自分が嫌いで、すぐにでもより良く生まれ変わりたい」と思う人もいるでしょうが、それは実際には「変わりたい」とは思っていないのかもしれません。

「変わりたい」と思っている人が、本当に変われる可能性があるとすれば、それは変わるために何らかの行動をした時のみなのだと学びました。

我々の多くは、「変わりたい」と口では言いながらも、実際に具体的な行動を起こすことはありません。見事に生まれ変わった将来の自分を想像して、いい気分になるだけなのです。

その理由は簡単で、変わるために具体的な行動をとることはつらく、今のままでいる方が楽だからでしょう。慣れない環境で生き、日々の努力を積み重ねることは非常に難しいことなのです。

本書のあるページにこんな見出しがついていました。

一日を、単に「一万回」繰り返していないか?

私も含め、多くの人は、「変わりたい」と口にしながら、変わるための新しい挑戦をすることなく、習慣化した作業を毎日こなすだけです。

冒頭にも書きましたが、我々の人生は、選択したものの総体と言えます。

そうであるなら、日々の選択をほぼオートメーション化し、習慣化した作業をこなすだけでは、より良く生きることができないのは明らかです。

「挑戦しよう」「成長しよう」という柔軟で自発的な姿勢を忘れず、一日一日を懸命に生きていくことが重要なのだと学びました。

 

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

本ブログでは、数々の自己啓発本をご紹介してきましたが、本書は特におすすめしたい一冊です。私自身、様々な自己啓発本を読んできましたが、本書の主張を、他の類書(特に日本人の著作)にはない独特なものに感じました。加えて、その内容は、自分の人生に勇気と希望を与えてくれるものです。

「自分らしく生きたい!」と願う全ての人におすすめします!

 

こんな人におすすめ

  • 「自分らしく生きたい!」という人
  • 「もっと充実した毎日を送りたい」という人
  • 「自分の力で人生を変えて生きたい」という人

人気ブログランキングに参加中です。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です