第39回 池田千恵『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』

池田千恵『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』

皆様、こんにちは。本日は、池田千恵『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』(PHP文庫)をご紹介したいと思います。

感想

本ブログでも「早起き」に関する書籍はすでにいくつか取り上げてきました。

などがあります。このほかにも、主題として「早起き」をあげているわけではないですが、その重要性を語る書籍はいくつかありあました。

そう考えると、「早起き」はかなりの成功者たちが実践している習慣であることに気づきます。その理由は、よく言われている通りです。「朝は脳がリフッレシュして生産性がどの時間帯よりも高い」「まわりがまだ静かなため作業に集中できる」「自分の時間を増やせる」などです。本書もその例にもれず、そのような早起きの利点をあげています。

本書の基本的な内容としては、幼い頃から頭の回転の速さにコンプレックスを抱いていた筆者の池田さんが、大学受験時に早起きの習慣を身につけてから成功をつかみ始め、ゆくゆくは外資系コンサル会社へ転職し成功を収めるといった内容です。その経験と見解を述べたような内容です。そのため、「早起き」に関する具体的なアドバイスをする部分は少ないです。冒頭でも述べられていますが、「早起きが簡単にできる本」ではなく、「早起きをしてできた自由な時間と少しの自信で、どうやって夢を実現させていくかを決めるための本」だと語ります。

今回は、「少しでも楽に4時起きをする方法」としてあげられていた「朝やることリスト」について考えてみたいと思います。

前日に「朝やることリスト」を作り、自分を追い込む

早起きの習慣化のテクニックとして、早起きしてからやるべきことをあらかじめ用意しておくというものが大変有名です。本書も例に漏れず、それを紹介していました。朝、頭の回転が速い状態で、急ぎの仕事などを終わらせておけば、その後はすっきりした気分で仕事に取り組めます。しかし、個人的にはこの方法は必ずしも良い方法だとは思いません

私自信も早起きの習慣を身につけようと思考錯誤していた時期がありました。その時期には、もちろんこの「朝やることリスト」を作ったものです。しかし、なかなかうまくいきませんでした。最近では、早起きがそれほど苦ではなくなってきたのですが、思い返せば「朝やることリスト」に固執しすぎないことで成功した気がします。今回は私なりに考える「朝やることリスト」の使い方を書いてみたいと思います。

まず、結論から言いますが、特に早起きの習慣を身につけようとする段階では「朝やることリスト」の最初の項目に重要な行動を入れないほうがよいです。重要な行動というのは人によって異なりますが、例えば昇進のための語学勉強や資格取得の勉強などがそれに当たるでしょうか。「起きた直後は、頭の回転が速く、朝の1時間は夜の数時間分の価値がある。」などとよく言われています。それを聞くとどうしても、一番最初に、そのような勉強や読書など「自分をより成長させられる」と期待する行動を計画しがちです。もちろん、それができればかなり有効なのですが、早起きを身につけようとしている段階の人にとってそれを実行するのは容易ではありません。むしろ、早起きに失敗した時に「今日も勉強(読書)ができなかった…」といったように、かなりモチベーションを削がれてしまいます。これが、朝起きて一番最初に重要な行動を入れないほうが良い理由です。

そのため、例えば朝やるべきことが3つあり、優先順位の高い順に①、②、③だとすると、②①③もしくは③②①の順でやっていくことをおすすめします。この順でやれば、仮に早起きに失敗したとしてもできなかったものは②もしくは③になります。肝心の①は十分達成可能です。早起きに成功するより、確実に最優先事項をこなせたほうがその後の自信になります。少なくとも私はそうでした。さらに、これもよく言われますが、「早起きは目的ではなく手段である」ということを忘れてはいけないでしょう。早起きの習慣は「できたらいいなあ」くらいの意識で身につくほど簡単ではありません。①の事項を毎日こなせるのであれば、そもそも早起きをする必要がないという結論に至るかもしれません。

また、これは私の体感ですが、起きた直後というのは言うほど頭の回転が速くない気がします。起きて数時間経った頃がピークだと感じます。そのため、やはり①の最優先事項は起きてある程度時間が経過した頃にやるべきです。

この方法で早起きを実践すると、「起きなければならない」というプレッシャーがそれほどありません。早起きに成功すれば②や③の行動ができるのですから、まさに「自分の時間が増えた」という感覚が持てて、なんだかうれしくなります。始めのうちは、その時間が持てるのは週に1回かもしれませんが、徐々に2回、3回と増えていき、自分の時間も自信も増していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

私としては、早起きの方法論やそのための睡眠法などを解説してくれるものだと期待していました。そういった内容が全くないわけではありませんが、極めて少なく、ほとんどの部分は筆者の池田さんの経験とキャリアが書かれているだけです。

こんな人におすすめ

  • 早起きで人生がどれほど変わるか知りたいという人

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