第37回 舛田光洋『夢をかなえる「そうじ力」』

舛田光洋『夢をかなえる「そうじ力」』

皆様、こんにちは。本日は、舛田光洋『夢をかなえる「そうじ力」』(サンマーク文庫)をご紹介したいと思います。

感想

以前にも舛田さんの著書である、舛田光洋『3日で運が良くなる「そうじ力」』の回で「そうじ力」に関する書籍を取り上げました。今回ご紹介する『夢をかなえる「そうじ力」』は「そうじ力」ブームの原点になった本だそうです。「そうじ力」とはそうじによって人生を劇的に変化させてしまう力のことです。

「そうじなんかで。」と思う方もいるかと思いますし、実際に私もそう思っていました。しかし、本書の冒頭で印象的な表現がありました。

あなたの住む部屋が、あなた自身である。

あなたの心の状態、そして人生までも、あなたの部屋があらわしている。

人生まで表すかについては賛否両論あるかと思いますが、少なくとも「心の状態」を表すという部分に同意する方は多いはずです。となれば、部屋を片付ける・綺麗にする、つまり「そうじ」によって自分自身になんらかの変化があるのも納得できるのではないでしょうか?

特に部屋が汚いままであったり汚れていると、悪い事態をどんどん引き寄せてしまうそうです。その例として、「ブロークンウィンドウ(割れ窓)理論」というものが挙げられていました。比較的治安のいい街中で、2台の車を用意します。1台はボンネットを開けた状態、もう1台はボンネットを開けた状態かつ「窓ガラスが割れた状態」にします。すると、1台目は1週間の間特になんの変化も起こりませんでした。しかし、2台目はというと、なんとわずか10分後にバッテリーを持ち去られ、続けてタイヤも持ち去られます。1週間後には、落書きや破壊などほとんどスクラップ状態だったそうです。

一般には、軽犯罪を放置するとやがては重犯罪につながるという理論のようです。これをそうじに置き換えると、部屋のちょっとした汚れや散らかりを放置してしまうと、さらなる汚れや散らかりにつながり、ひいては私生活においても悪影響を及ぼしてしまうということです。

これを予防することを本書では「マイナスを取り除くそうじ力」と表現しています。これだけでもかなり効果があるのですが、本書ではさらに「プラスを引き寄せるそうじ力」というのも紹介しています。

今回は、より多くの人に役立つであろう「マイナスを取り除くそうじ力」の一部をご紹介します。具体的に「換気」「捨てる」「汚れ取り」「整理整頓」「炒り塩」が挙げられています。今回はそのなかで特に「捨てる」に注目してみようと思います。

捨てるという行為は、新しい自分になるために不必要な要素を捨てていくということ

非常に印象的な言葉です。たしかに、我々は「手に入れる」ことばかり意識しすぎて「捨てる」という行為をあまりにも蔑ろにしている気がします。金銭的な問題はもちろん、部屋の収納スペースを考えても、「何かを得るには、何を捨てなければならない」ということを意識すべきでしょう。

「なかなか捨てられない」と感じてしまう人の多くは、「もったいない」「まだ使える」「いつか使う」と思ってしまうのはではないでしょうか?私自身も舛田光洋『3日で運が良くなる「そうじ力」』で言ったように、1年前に定期購読していた英語雑誌がなかなか捨てられずにいました。ほとんど読んでいないのにもかかわらず、「もったいない」「いつか英語の勉強に役立つ」などと思っていました。本書でも強調されていますが、「『いつか』は来ない」です!

私は思い切ってその英語雑誌をすべて捨てました。英語雑誌だけでなく、もったいないと感じてそのままにしていた今ではもう読まない本なども捨てました。すると、単純にその雑誌や本を収納していたスペースが空きます。そこに別の本を収納したり、小物を置くようになると、なんとなく部屋がすっきりしました。私感ですが、ものに溢れている部屋は、勉強や仕事など集中力を要する作業には向いていない気がします。行うべき作業とはまったく関係のないものが目に入ってしまうと集中力が減少してしまうからです。というのも、部屋が片付いてから、私自身家での勉強により集中できるようになっていると感じます。自分で実感できるほどというのはかなりの効果なのではないでしょうか。

ものを捨てるときに意識すべきことは、「もったいない」「まだ使える」「いつか使う」などということではなく、「今使っているか?」ということだと思います。それではあまりにも限定的すぎると感じるのであれば、「1年以内に使ったか?」を意識するべきでしょう。たしかに「今使っているか?」だけだと季節物の家電や洋服などを捨てることになってしまいますから、「1年以内に使ったか?」を意識すべきです。1年間ずっと使わなかった物などたいていの場合はこれら使うことはないはずです。もちろん何を残し、何を捨てるかは個人の自由ですし、それは他人の基準を真似るのではなく、自分なりの基準を作るべきです。それでもなかなか捨てられないという方は「今使っているか?」「1年以内に使ったか?」をぜひ参考にしてください。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

舛田光洋『3日で運が良くなる「そうじ力」』同様にそうじの重要性を再確認させられる内容でした。しかし、内容の被りが多い気がしたので、これから読まれるという方はどちから一方をお読みになることをおすすめします。

こんな人におすすめ

  • 部屋がなかなか片付かないという人
  • なんとなく仕事や人間関係がうまくいっていないという人
  • そうじの重要性を理解したいという人

人気ブログランキングに参加中です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です