第36回 青木仁志『一生折れない自信のつくり方』

青木仁志『一生折れない自信のつくり方』

皆様、こんにちは。本日は、青木仁志『一生折れない自信のつくり方』(アチーブメント出版)をご紹介したいと思います。

感想

突然ですが、皆様は「自分に自信がありますか?」と質問をされて「はい。」と答えられるでしょうか?率直に申し上げて、私はできません。それほど長く人生を経験していないということもあり、何か大きな目標を成し遂げたり、誰にも負けない能力を身につけたりしているわけではないからです。

タイトルにもある「一生折れない自信」というのは、「自分の居場所」や「帰るべき場所」を見つけることだと筆者の青木さんは語ります。筆者の青木さんは10代の頃からブリタニカでセールスマンとして働いたそうです。はじめのころは、1件もオーダーが取れないことも珍しくなく、「自分にセールスは向いていない」と辞職を考えたほど結果も出ず、自信も持てなかったと書かれています。しかし、その後は目覚しい成長を遂げ、今では「セールスには絶対の自信がある」と語るほどになりました。

青木さんにとっては「セールス」が「一生折れない自信」の拠り所となっているわけですが、意外にもはじめのころは苦労の連続で、決して才能に恵まれていたわけではないようです。それでは、どのようにしてここまでの成長を遂げたのでしょうか?その成功秘話を語るのが、本書の基本的な内容です。はっきり申し上げると、この類の自己啓発本を何冊か読まれた方にとっては、特に目新しい情報をありません。しかし、不思議なもので読み進めていくうちに「自分もできそうだ!」「やってみよう!」という気にさせてくれます。今回はそのなかでも特に役立ちそうな1節をご紹介します。

「まずはできることに焦点を合わせる」

筆者の青木さんは、以前にエベレスト登頂最年長記録保持者の三浦雄一郎と対談する機会がありました。そこでこんなやり取りがあったそうです。

青木「エベレストを登っているときは、目標に向かって歩いているという感覚でしょうか?」

 

三浦「そうではありません。今、目の前に見えるここを乗り越える。今、ここを乗り越える。ここを乗り越える。この繰り返しによって8000メートルの山を登っていくのです。」

非常に印象的な質疑応答ではないでしょうか?これを我々の生活一般に置き換えると、目標に向かって努力しているときは、「目標に向かっている」という感覚はないことになります。目標達成のためにやるべき課題を一つ一つこなしていった先に大きな目標があるということです。

これに関しては、イチロー選手も同様の発言をしていました。

ちいさいことを重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道

やはり、まずは「自分ができること」に焦点を合わせ、それを一つ一つこなしていくのが大事なようです。

しかし、「自分ができること」と言っても、高い理想を掲げてはいけないとうことではなさそうです。三浦さんが80歳でエベレストに登頂したことなどは、まさに「高い理想」と言えるでしょう。これは私が改めて言うまでもありませんが、「高い理想」を実現するために重要なことは、より具体的で短期的な目標を立てることではないでしょうか?

例えば、現在収入が300万しかない人が、「将来は年収1億年になる」という目標を掲げたとします。これは年収を現在の30倍以上に増やすことになります。一朝一夕でこの目標が達成できないのは誰の目にもあきらかでしょう。そうしたときは、この目標をより具体的で短期的な目標に分割し、「自分ができること」の範囲に収めなくてはなりません。例えば、「来月の月収は今よりも1万円多くする」などという目標がいいのではないでしょうか。「将来」という漠然として期間から「来月」というより具体的かつ短期的な期間へ、「1億円」という果てしなく遠い理想から「+1万円」という「自分ができそうな」現実的な水準になりました。想像していただければわかると思いますが、この+1万円を目指して努力する間は、「将来は年収1億年になる」という目標を意識しないのではないでしょうか?三浦さんの言う「今、ここを乗り越える」という感覚はこのことだと思います。

ここで、「1ヶ月で1万ぽっちしか増えないんじゃ、一生かかっても年収1億円になれないだろう」と思った方はいらっしゃるでしょうか?以前の私なら確実に思っていました(笑)しかし、この考えこそが目標が達成できない原因のようです…

「できる、できた」という経験を積み自信を得ることでことで、「自分ができること」の水準も当然上がっていきます。1年後には、「来月の月収は今よりも10万円多くする」というの目標が現実的に実現可能な水準になっているかもしれません、2年後には、その金額が100万円になっているかもしれません。そうすれば、年収1億円もそれほど遠い未来の話ではなくなります。

多くの成功者が語るように、やはり「小さな一歩の積み重ね」が重要です。ただし、これは言うは易し、行うは難しです。自分へのフィードバックも兼ねて、ここに目標達成のプロセスを書き残しました。皆様のお役に立てば幸いですが、まず何よりも私自身が「小さな一歩」「自分ができること」を意識し、理想の実現に前進したいものです。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

このブログでも自己啓発本は多くご紹介してきました。そのためか、私には特に目新しい情報は見つかりませんでした。いたって普通の自己啓発本といったところです。しかし、この類の本は何冊読んでもやる気を出させてくれます。(やる気が持続して、自己実現ができているなら何冊も買う必要はないだろうという指摘はお控えください…(笑))「自分に自信が持てない」「やる気を出したい」という方にぜひおすすめです!

こんな人におすすめ

  • 「自分に自信が持てない」という人
  • 「やる気を出したい!」という人
  • 理想の実現を前にして、迷いや不安を抱えているという人

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