第31回 吉田昌生『マインドフルネス瞑想入門』

吉田昌生『マインドフルネス瞑想入門』

皆様、こんにちは。本日は、吉田昌生『マインドフルネス瞑想入門』(WAVE出版)をご紹介したいと思います。

感想

最近、個人的にマインドフルネス瞑想に興味を持っています。マインドフルネスに関する書籍は、第10回 久賀谷亮『世界のエリートがやっている 最高の休息法』でもご紹介しました。そこでは、マインドフルネスは脳の休息法であると説明しましたが、本書ではマインドフルネスのさらなる効果が説明されていたのでご紹介します。

  • 集中力が高まり、仕事・スポーツ・勉強などの効率が上がる
  • ストレスが解消され心が穏やかになる
  • EQ(知能指数)が高まり、心が安定する
  • 頭が明晰になり、洞察力が高まる
  • 直感力、創造性が高まる
  • 思いやり深くなり、人間関係が良くなる
  • 内も外も若々しく、美しくなる
  • 眠りの質が上がる
  • 幸福感が高まる
  • ゆるぎない自信が育まれる
  • 影響力、リーダーシップ能力が高まる
  • 自分らしい人生を実現できる

といったように、いいこと尽くしです。我々が抱えている悩みのほとんどがマインドフルネスで解消できるのではないかというほど、その効果は絶大なようです。

しかし、「瞑想」と聞くとなんだか宗教的で怪しく、胡散臭いようなイメージを持たれている方も多いはずです。マインドフルネスに関する書籍でもこのことに言及してないものはないぐらい日本人にとって「瞑想」を縁遠いものになっています。

しかし、第10回 久賀谷亮『世界のエリートがやっている 最高の休息法』でも説明したように、瞑想の効果は科学的に証明されたものです。また、本書ではそのわかりやすいやり方を説明しているので、誰でも取り組むことができます。今回は本書で紹介されている瞑想のわかりやすいやり方についていろいろ書きたいと思います。

姿勢を正して、ただ自分のしている「呼吸」に意識を向けるだけ

本書で紹介しているマインドフルネス瞑想のやり方はたったこれだけです。そもそも、マインドフルネスとは「今、ここ」に100%意識を向けることです。マインドフルネスをご存知でない方は「何をそんな当たり前な」と思うかもしれません。しかし、我々はほとんどの場合は「今、ここ」を100%意識できていないようです。例えば、「明日締め切りの仕事はどうしようか、このままでは間に合わない。」と心配しても仕方ない”未来”のことを心配します。また、「あの時こうすればよかった。」と決して戻ることのできない”過去”を振り返ります。そうしたなんとなくうわの空で「今、ここ」を意識できないない状態を「マインドレスネス」と言うそうです。

そう言われてみると、私は1日のほとんどの時「マインドレスネス」の状態な気がします。将来の漠然とした不安に襲われたり、過去の愚かな行いを悔いています。しかし、どうやらこの心理状態は私だけに当てはまるものではなく、現代人一般に当てはまることであるようです。多くの人が「今」を生きていないのです。

それを解消するのに役立つのが「マインドフルネス」です。「今、ここ」に意識を100%向けます。やり方は上に書いた通り、「姿勢を正して、ただ自分のしている『呼吸』に意識を向けるだけ」です。

”だけ”と表現していますが、実際にやってみると、この”だけ”がくせものです。ずっと「呼吸」に意識を向けることがなかなかできません。「吸って、吐いて」とはじめのうちは意識しているのですが、いつの間にやら「今日はこれとこれをやらなきゃいけないな…」などと全く別のことを考えてしまいます。ぜひ皆様も実践してみてください。「呼吸」だけを意識するという難しさがわかると思います。

しかし、これは「瞑想」をはじめたての人にとっては至極普通なことのようです。瞑想を深めるポイントとして、筆者は次のようなことを述べていました。

「今、ここ」が、大切なことは頭では理解できますが、つねにそう意識するのはむずかしいものです。だから、くりかえし、一瞬一瞬に注意を向け、「心が100%、今という瞬間に向き合っている状態」であることを練習するのです。

やはり、”くりかえし”の”練習”が重要なようです。たしかに、上で述べたように瞑想の効果は絶大です。しかし、日常的に繰り返し行わなければ、なかなか大きな効果は望めないそうです。毎日少しの時間でも、自分の「呼吸だけ」に注意を向け、「今、ここ」を100%意識する時間を設けるようにします。いつか瞑想の良い影響を体感できるよう、少しずつ瞑想の「練習」をしていこうと思います。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

瞑想が及ぼす効果とそのわかりやすいやり方が学べます。しかし、本書でも述べられいるように「わかりやすい」だけであって「簡単」ではありません。繰り返しの練習が必要なのですが、個人的には「誰でもできる!」や「すぐにできる!」などと謳っている書籍よりははるかに信用できます。また、瞑想時に使用するCDが付属していることも高評価です。マインドフルネスに興味をお持ちの方はぜひご一読ください。

こんな人におすすめ

  • 「マインドフルネス」というものをしらいないという人
  • 「マインドフルネス」の効果や方法など、それについて学びたいという人
  • 日常的にできる瞑想の方法を知りたいという人

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