第28回 ブレンドン・バーチャード『自分を貫く』

ブレンドン・バーチャード『自分を貫く』

皆様、こんにちは。本日は、ブレンドン・バーチャード著、プレシ南日子訳『自分を貫く』をご紹介したいと思います。

ブレンドン・バーチャード『自分を貫く』

感想

本書は、2017年3月に初版が発行された新しい本です。著者のブレンドン・バーナードは大変優れた自己啓発トレーナーであり、その日本語訳の本が出版されたことは大変嬉しく思います。まだレビューも少ないと思いますので、皆様のお役に立てればと思います。

全体は3部構成になっています。第1部ではタイトルの「自分を貫く」に関して言及し、本書ではそれを「パーソナル・フリーダム」を手にすると表現しています。

人類の主な動機は、自由になり、制約を受けることなく本当の自分を表現し、夢を追い求めること、つまり、「パーソナル・フリーダム」を経験することです。

第2部では、「必ず目標を達成する人の条件」として

  1. 自由を手にする
  2. 恐怖を消し去る
  3. モチベーションを高め、持続させる

の3つが挙げられています。

さらに、第3部ではタイトルを「9つの宣言」とし、「自分を貫く」ために必要な心構えを説明しています。

今回は、第2部のモチベーションに関する部分と、第3部から「思いのままに全身する」という部分をご紹介したいと思います。

懸命な努力、およびその努力がもたらす推進力と達成感以外に、モチベーションの火を維持できるものはないということを覚えておきましょう。

これはモチベーションと努力の関係の新しい捉え方ではないでしょうか?一般にモチーベショントというとある目標や計画に向かって”努力するための”動機として捉えます。少なくとも私はそうでしたし、周りを見る限りでもそうでした。

しかし、ここで主張しているのは「モチベーションがあるから努力するのではなく、努力するからモチベーションが高くなる。」ということです。逆に言えば、「モチベーションが高まらないのは、努力していないからだ。」ということになります。

メジャーリーグで活躍するイチロー選手も似たような内容の発言をしていました。メジャー通算3000本安打を達成した記者会見の際に、ある記者から次のような内容の質問をされました。

「3000本という記録の達成がさらなる進歩の足かせにならないか?」

これに対して、イチロー選手は

「え?達成感って感じてしまうと前に進めないんですか?そこが僕には、そもそも疑問ですけど、達成感とか満足感っていうのは僕は味わえば味わうほど前に進めると思っているので、小さなことでも満足感、満足することっていうのはすごく大事なことだと思うんですよね。」

と返答しました。つまり、努力によって生み出した達成感や満足感こそがモチベーションになるということではないでしょうか。

やはり、一流の人は考え方が凡人とは異なると痛感しました。

どんなときも変化を求めるには、少しだけ常軌を逸した行動をする必要があります

次はタイトルの「自分を貫く」に関して考えてみたいと思います。皆様は自分が本当にやりたいと思うことをできているでしょうか?自らビジネスを始めたい、音楽家として活躍したい、語学力を生かし海外で働きたいなどなど。人は誰しも夢や希望を持っているものです。しかし、筆者に言わせると、多くの人はその夢や希望を叶えられません。その理由を次のように語っています。

ほかの人々に尽くし、一般的な考えや他者の期待の奴隷になり、望んでもいないようなゲームに参加しているのです。

これはみてハッとされた方は、自分なりに何か思うことがおありでしょう。目標が叶わないのは他人から「普通に会社勤めの方が無難だ」「リスクが大きすぎる」など”他人の”意見や一般的な考えに縛られ、本当になりたい自分を表現できないからではないでしょうか。

それでは、そうならないためにどうすべきか?その問題の解決法は「断ること」だと筆者は語ります。「他人の期待に応え続け、他人の人生を生きるようなことをしてはいけない」という表現は大変印象的でした。

この本をお読みになった方はもちろんのこと、この本のタイトルを検索エンジンで調べこのページにたどり着いた方は、自分の本当にやりたいことができなままであるという悩みを抱えているのではないでしょうか?私はというと、この本を購入して1日で読んだほどですから、やはりそういった悩みを少なからず抱えています。

そうした状況いる人に勇気を与えてくれる本です。ぜひ皆様もご一読ください。

評価

※個人的な評価となります。

総合評価:

前述の通り、「自分が本当にやりたいことができないでいる」とお悩みの方に大変おすすめです。1つ1つの言葉がポジティブかつ力強いので「やってみよう」という気にさせてくれます。悪く言えば、自己啓発感が強いのかもしれません。こういった本はいわゆる「意識が高い」などという表現で”一般人”には敬遠されがちです。ただ、上でも述べた通り、他人の期待や一般的な考えに縛られる必要はないでしょう。そんなことを気にして結局何も変わらないのでは愚かなこと極まりないです。ぜひ、おすすめします!

感想

  • 自分が本当にやりたいことをできないでいるという人
  • いつも他人に合わせてばかりで自分を表現できないという人
  • 自分に自信が持てないという人

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