デイル・ドーテン『仕事は楽しいかね?2』
皆様、こんにちは。本日は、デイル・ドーテン『仕事は楽しいかね?2』(きこ書房)をご紹介したいと思います。

感想
第22回 デイル・ドーテン『仕事は楽しいかね?』でご紹介しました『仕事は楽しいかね?』シリーズの第2弾です。第1弾では、仕事のみならず、人生のあらゆる場面で役立つような成功哲学を物語調で語っていました。今回の『仕事は楽しいかね?2』はより「仕事」にフォーカスした内容となっています。
特に強調されている内容は、”ほんもの”の上司と”ほんもの”の部下に関する内容です。
「”ほんもの”の上司と”ほんもの”の部下は、自由・変化・チャンスを求めている。」
「優秀な管理職の基本的な仕事は、管理することじゃない。」
「有能な部下は、探すことより探されることのほうがずっと多いんだ。」
などなど、一般的な上司と部下の関係から程遠いような関係が”ほんもの”だとされています。
私はまだ学生で、もちろん働いてはいません。そのため、”ほんもの”の上司と”ほんもの”の部下に関する部分は今回は言及しないことにします。”ほんもの”の関係を知らないことはもちろんですが、”ふつう”の関係も分からないので、申し訳ありませんが何も語ることができません…
よって、今回は「仕事は楽しいかね?」というタイトルに関して、私なりに思うことを好き勝手述べさせていただきます。
ほんとんど本の内容に触れることもなく、生意気な若造の身勝手な意見が続くので、書評をご希望だった方は別の書評を探すことをおすすめします。
仕事選びの基準は”いまより幸せになれること”なんだ!
仕事は楽しくなくちゃだめだ。職場から笑い声がきこえなければ、君のやり方は間違っているということだろうね。
この2つの文章が特に印象に残りました。前述の通り、私はまだ学生です。しかし、3月に入り就職活動が始まりました。現在は2年生なので、本格的な始動は1年後になるのですが、逆に言えば就職活動までに残された時間はたったの1年間です。そんな状況ですが、自分のやりたい仕事というのが一向に決まりません。
”やりたい”仕事と表現しましたが、この考えが間違っていると思ったこともあります。仕事とはもちろんですが、その対価としてお金をいただきます。お金を貰う以上は”やりたい”仕事ではなく”やれる・やるべき”仕事をしなければならないという考えも浮かびました。
しかし、上の2つの言葉を見て、できるからといってなんの楽しさも感じない仕事も考えものだなと感じました。仕事をするとなると1日のほとんどが仕事で埋め尽くされてしまうことをイメージしています。基本的な労働時間はもちろんですが、通勤・残業などでさらに時間を取られ、いつも仕事のことを考えなければならないと思っています。しかし、そのような状況が絶対に嫌だと思っているわけではありません。仕事にやりがいや楽しさがあれば、そのような状況も苦ではないと思っています。
ただ、もし仮にやりがいも楽しさも全くない仕事に1日のほとんどを費やさなければならなくなると考えると不安になります…
皆様は仕事に関してどのような考えをお持ちでしょうか?
「お金を貰う以上はプロとして自分が最も良い成果をあげられることをするべきだ。」
「何年、何十年と続けていくものなのだから、やりがいや楽しさを感じられることをするべきだ。」
現実的に考えれば、これらのバランスが良いと思える仕事となるのでしょうか。つまり、自分が得意でそれなりのお金は稼げるかつ、それなりのやりがいと楽しさを感じる仕事です。
皆様の仕事に対する考え方や意見をお教えいただければ幸いです。まだまだ未熟な私に、人生の先輩としてぜひご教授ください。
評価
※個人的な評価になります。
前述の通り、私はまだ働いておらず本書の内容を正当に評価できる立場ではありません。そのため、今回は評価はなしとさせていただきます。ただ、”ほんもの”の上司と”ほんもの”の部下に関する部分は「なるほど」と思うことが多かったですし、私もそのような部下、さらには上司になれたらと思いました。「仕事」に関していろいろと考えさせられることが多かったです。
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