第17回 大久保進『わかりやすい文章を書く全技術100』

大久保進『わかりやすい文章を書く全技術100』

皆様、こんにちは。本日は、大久保進『わかりやすい文章を書く全技術100』(クールメディア出版)をご紹介したいと思います。

大久保進『わかりやすい文章を書く全技術100』

感想

このブログも本日で17回目の更新となります。開設して2週間あまりなので他のブロガーさんと比べれば、まだまだ少ない方です。しかし、ここまでブログの更新を続けてきて思ったことがあります。それはズバリ

「文章を書くのは難しい」

ということです。少々言葉足らずな感想なので、少し補足説明をします。

まず、「文章を”おもしろく”書くのは難しい」ということです。ここでいう”おもしろく”というのはもちろん内容が興味深いという意味も含みます。また、それ以上に読者の皆様が求めている内容を書くことが難しいという意味も含みます。ここは非常に難しいところです。個人的な憶測ですが、ネット上のブックレビューを参考にする方は、その本が結局のところ良いのか悪いのかを手早く知りたいという方が多い気がします。そういった方に対しては、本の内容の要約と自分なりの評価を簡潔に書けば良いのですが、それではまったく個性がありません。それだけなら、Amazonや楽天で商品レビューを書いた方が確実に有用です。こんなサイトを開設する意味もありません。

私としては、本の内容や評価を最低限伝えながらも、自分の意見をともに述べることで皆様の興味を惹きつけられるのが理想です。このバランス感覚が非常に難しいとサイト開設2週間あまりながら感じています。

さらに、「文章を”わかりやすく”書くのは難しい」とも感じます。はっきり言って私は、幼い頃から読書をしてこなかったので語彙も読解力も確実に少ない方です。そのため、どういう文章がわかりやすい・伝わりやすいのかという明確な原則というものがわかっていません。いきなり話題が転換したり、一文の中で接続詞をいくつも多用したりなど、決してわかりやすいとは言えない文章を日々書いている気がします。

そこで、本日ご紹介する、大久保進『わかりやすい文章を書く全技術100』を手に取りました。本書にはタイトル通りわかりやすい文章を書く技術が100個掲載されています。特徴的なのは、その技術が具体例とともに載っていることです。実際にどう使えば良いのかを説明してるため非常にわかりやすいです。

本日は、それらの技術の中から、皆様にとっても役立つような知識をいくつかご紹介したいと思います。

「一文を短く書く」

まず、基本中の基本はこれです。「わかりやすさ」を追求するならば文を短くすることは非常に有効です。

と、そんなことは皆様もご存知かと思います。私もこれを見たときは「当たり前だろ」と感じました。一文が短いというのは、文章中に出てくる単語も最低限になるので、伝えたい内容が非常に明確になります。

しかし、世の中の全ての文章がそうなっているかと聞かれれが、必ずしもそうではない気がします。逆に、非常に博学な方でも文章が長くてわかりにくいというケースもあります。個人的な見解ですが、文章を短く切って表現すると「わかりやすく」はなりますが、少々幼稚な印象を受けるからでしょうか。文章を長くしても論理性を失わずに表現できるというのが一種の洗練された能力のような感覚もわからなくはないです。

そのため、何でもかんでも短くすれば良いというよりは、「わかりやすさ」を求めるなら短くした方が良いという方が適切な気がします。

「余計な言葉は省く」

これは私も特に気をつけねばと思ったことのひとつなので、ご紹介させていただきます。

ここで言う余計な言葉とは、例えば「片付けの方をお願いいたします。」という文章で見られる”の方”のような言葉のことです。これは皆様もうっかり使ってしまいがちではないでしょうか?他の例としては「私はピアノを弾くことができます。」という文章における”ことが”などでしょうか。「私はピアノが弾けます。」で十分です。また、「彼女には、自分の母親と共通するような面影が見られた。」における”ような”も同様です。

個人的に、この”の方””ことができる””ような”はしばしば見かける気がします。というよりも、私自身が無意識に使ってしまいがちです。あまり良い習慣ではないのでこれからは改めます。

皆様も、自分の書いた文章にこのような余計な言葉が入っていないか確認してみると、自分の文章の癖を見つけられるかもしれません。

評価

※個人的な評価をとなります。

総合評価:

「わかりやすい」文章を書くための技術が具体例とともに載っていることので大変参考になります。しかし、これを読めばわかりやすい文章がすぐに書けるとようになるというものではありません。言わば参考書や辞書のようなもので、自分で文章を書く際に手元に置いてこまめにチェックする作業を繰り返せば、少しづつわかりやすい文章が書けるようになっていくというものでしょう。個人的には、そのほうが「これを読めば〜」のような書籍よりはるかに信用できます。ぜひ皆様もご一読ください。

こんな人におすすめ

  • わかりやすい文章が書けるようになりたいという人
  • 文章を書くときの参考書や辞書のようなものがほしいという人
  • わかりやすい文章を書くために、努力を惜しまないという人

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