第12回 杉本恵子『忙しい人に世界一シンプルな「食」習慣』

杉本恵子『忙しい人に世界一シンプルな「食」習慣』

皆様、こんにちは。本日は、杉本恵子『忙しい人に世界一シンプルな「食」習慣』(クロスメディア・パブリッシング)をご紹介したいと思います。

杉本恵子『忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣』

感想

皆様は日頃から自分の食生活に気を使っていますでしょうか?

私は最近になっってようやく食生活を見直し始めました。

というのも、このブックレビューブログを始めて以来、いろいろな本を読む機会が増えたました。そうしていくうちに、一般に「成功者」と言われる人たちは多くの場合良い生活習慣を持っていることに気づきました。特に「食事」「睡眠」に関してです。

たしかに「食事」や「睡眠」だけ成功者の真似をすれば、成功できるというほど世の中は甘くないです。しかし、それら2つは人間が生きる上で根底にあるものなので、良い習慣を持っていて悪いことは決してないはずです。

今回は、食習慣に関して、タイトル通り「シンプル」に説明した部分をご紹介したいと思います。

「人は栄養学で食生活をしているわけではない」

「食習慣を改善する」と聞くと、好きなものを十分に食べられない、栄養価は高いが味の苦手なものを多く摂らなければならないなど厳しい食事制限を思い浮かべてしまいがちではないでしょうか?

しかし、実際はそうでないないと筆者は述べています。

たしかに、ある栄養素が健康にどのような影響を与えるかということは科学的に証明されているのものが多いそうです。これがいわゆる「栄養学」の分野の知識になるわけですが、その高度に専門的な知識を一般人がどれほど理解し、日々の生活に生かせるのか、と筆者は疑問を投げかけています。

そのような専門的な知識に基づいた食習慣は、現実の生活を考えると継続は難しいです。また、人は「食」に対して一種の喜びを感じています。食事のたびに好きなものを食べられないような食習慣はましてや続かないはずです。

そこで筆者が提唱している食事法が「5色健康法」です。「5色健康法」について筆者は以下のように説明しています。

「普段の食事の中で『黒・緑・黄・赤・白』5色の食材を意識するだけで、面倒なカロリー計算や栄養学の専門的な知識も必要なく、誰でも簡単に実践できる」

それぞれ代表的な食材として、黒は海藻や黒ゴマ、緑はニラやほうれん草、黄は納豆や味噌、赤は肉や魚、白はご飯や豆腐などが挙げられており、本当に見た目の色だけで判断できるものになっています。

さらに「カロリー計算」が不要というのもありがたいです。

「どれだけ食べたか」よりも「何を食べたか」が重要であるということです。

よくTV番組やCMで「○○は健康に良い!」や「○○を摂らなければ痩せる!」といった宣伝を多く見かける気がします。しかし、食事の効果とは摂取した食材の複合的な作用がもたらすものであり、何か特定のものをとれば(とらなければ)、健康になる(痩せる)といった考えが間違っていることをこの本を読んで認識しました。

また。この「5色健康法」の良いところは外食の際も簡単に実践できることです。

「○○は健康に良い!」のよな食生活を実践していると、特に外食の際、その食材を使ったメニューがなければ、その健康法は実践できないことになります。

しかし、「5色健康法」は色だけを意識すればよいので、よっぽど何かに特化した専門店でない限り、実践できます。

何度かお話ししているように、私は現在学生なのですが、自炊は全くと言っていいほどしません(笑)理由は面倒だからというだけです。なんともお恥ずかしい限りです…そのため、食事のほとんどは学食で摂るか外食しています。そういった状況でも、「あ、黒がないからひじきを取ろう」「緑がないから、サイドメニューのサラダを頼もう」など少しの意識で簡単に実践できます。これだけでいいなら私でも続けられそうです(笑)

最後に、巷でよく言われる健康法について言及している部分があったので簡単にご紹介します。

よく「1日に30品目摂取しよう!」といわれています。皆様も一度は耳にいたことがあるはずです。

しかし、筆者によるとこの「30」という数字に科学的な根拠があるわけではないそうです。さらに食品の数を重視するあまり、本当に健康によい食品を複数回摂取できなくなるといった状況に陥ってしまうこともあります。(例えば、「味噌汁」は健康によいが、1回食べると食品数を増やす関係で次の食事ではたべられなくなるといった状況です。)

こうしてみても「5色健康法」は実践しやすく、高い効果も望めそうです。

「5色健康法」の詳細は省略致しましたので、皆様自身でご一読ください。そして、ぜひ実践してみてください。

評価

※個人的な評価をとなります。

総合評価:

大変おすすめです。食習慣の本ということなので、「○○は健康に良い!」や「○○を摂らなければ痩せる!」といった内容があるのかと思いきや、それとは全く違ったものでした。また、従来の非現実的な厳しい食習慣を説明しているわけでもなく大変参考になりました。

こんな人におすすめ

  • 食習慣の見直しを図りたいという人
  • 従来の栄養学に基づく厳しい食習慣が続かなかったという人
  • 「シンプル」に食習慣を改善したいという人

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